――このコロンビア戦ではギリギリまで勝利に近付いたと思うが、何が足りなかった?
「話すとキリがないですけど、そういう細かいところの積み重ねで向こうのほうが自分たちを上回っていたと思うし、(日本は)チャンスを決めることができずに、向こうはチャンスを決めた。ええ、そこに総括されると思います」
――本田選手のアシストは4年間、取り組んでいた右からのドリブル。良さが出たのでは?
「いまはとにかく試合を振り返るとか、細かいこともありますけど…自分が言ったことに対しての責任もありますし(沈黙)。非常にみじめですが、これが現実だし、すべてを受け入れてまた明日から進んでいかないといけない。僕が言うことに対して当然ながら信用も下がるだろうし、すべてまたイチからやっていくしかない。この悔しさを生かすしかない。ただ、自分にはサッカーしかないし、自分らしくやっていくしかやり方を知らない。これからも、というか、明日からですね、また前を向いて進んでいきたいなと思います」
――今大会が集大成の大会ということだったが、代表から引退する考えはあるのか?
「いえ、初めから次(2018年のロシアW杯)もいくつもりでしたので、当然ながらそこを目指したいと思います」
――大仁邦彌会長は「(グループステージ敗退となったが)それでも日本のサッカーは進歩している。前回(ラウンド16に勝ち進んだ2010年南アフリカW杯)より良かった」と言っていたが?