Practice Report 練習場レポート

[磐田]山本脩斗選手、母校を通じて復興支援 / 磐田担当 南間健治

2011/6/4 15:06 0

■写真キャプション
この日、震災後初の全体練習となった田老第一中学校サッカー部(写真提供ジュビロ磐田)

 先月29日、山本脩斗選手(岩手県盛岡市出身)の母校である盛岡市立北松園中学校サッカー部が同校グラウンドに岩手県宮古市立田老第一中学校サッカー部を招き、合同練習会を行いました。

 ご存じの方も多いと思いますが、田老第一中がある岩手県宮古市田老地区は三陸海岸に面しており、東日本大震災で被災した地域の一つ。同練習会は同県内陸部・盛岡市にある北松園中が田老第一中の内陸校支援学校に指定されたことがきっかけで実現したもので、4月には山本脩斗選手を通じクラブから田老第一中サッカー部にユニフォームやジャージ、サッカーボールなどのサッカー用具を送っていました。


 そして、この日、同校サッカー部の生徒達はそれらのサッカー用具を使いながら震災後初めて全体練習を行ったそうです。後日、当日現地を訪れたクラブ関係者から報告を受けた山本脩斗選手は「喜んでもらえたみたいなので嬉しいです。いつか一緒にサッカーがしたいですね」と笑顔で話していました。


そして、本紙では掲載できませんでしたが今月3日、左足痛によりパクが5日のナビスコ・福岡戦の出場を回避することが判明。左SBの先発は山本脩斗選手となりそうです。「チームに貢献できるよう頑張りたい」と、意気込みを語っていました。

(提供元:サッカー専門紙EL GOLAZO/BLOGOLA)


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