9月、新鋭・武藤嘉紀のゴールで幕を開けたアギーレジャパン。14日のホンジュラス戦では本田圭佑に加え、乾貴士や豊田陽平と次々にFW登録の選手がゴールネットを揺らした。その中で岡崎慎司、ただ一人が取り残されていた。
ドイツでは今季も充実のシーズンを送る。毎週末、マインツの赤いユニフォームを着た岡崎が屈強なDFに臆することなく痛快にゴールを奪っていく。そんな映像を見て、胸が空く思いをしているサッカーファンも多いことだろう。
68分、日本代表でもようやく待望の瞬間が訪れた。セットプレーからの二次攻撃。右サイドで前を向いた森重真人から中央に送られたボールを、ゴールに背を向けた半身の状態だった岡崎は、咄嗟の判断で体を回転させながら右足でヒールシュート。華麗な身のこなしから放たれたボールは、ゴールの中に転がった。
ブラジルW杯が終わり、誓ったことがある…