昨季三冠の立役者となった宇佐美(左)、パトリックのFWコンビ。この二人のさらなる活躍で、今季はACL優勝を目指す
補強ポイント1 現有戦力の流出阻止
補強ポイント2 過密日程に備えたピンポイント補強
昨季三冠のメンバーがベースとなる
毎年のように豪華補強を行ってきたG大阪だが、今季の即戦力は赤嶺真吾と小椋祥平のみ。ACL制覇を目指す三冠王者にしては、やや寂しいオフに映るかもしれない。しかし、長谷川健太監督の率直な心中は「ある程度チームのベースは出来上がっている。昨季の戦力をしっかりと残して欲しいと(強化部に)話した」。リンスやパトリックらとの契約を延長し、豪華過ぎるサブ、倉田秋らの流出もなし。資金的にかつてほどの余裕がないことを考えれば、クラブはほぼベストを尽くしたと言える。しかもピッチ外の“即戦力”として日本代表でも実績を残す…