ペトロヴィッチ監督
「ACLに出場できる権利を得たことは、われわれクラブにとって大切なこと。2007年にアジアチャンピオンになったが、6年ぶりにACLに再び出場できるのはクラブにとって非常に大切な栄誉になる。クラブにとって、選手たちにとってACLに出ることは大切なことだ。ここ5年間、出場できなかったACLに再び出場するということは浦和が再び戻ってきたということをしっかり示せることにつながったし、これだけ多くのサポーターがいるクラブなので、浦和がACLに出ることは大切なことだ。うれしく思う」
――今シーズン、イメチェンという意味では鈴木啓太がイメチェンスターだと思うが?
「おっしゃられたとおりだ。彼は今シーズン、自分のスタイルを変えたと思う。昨年の天皇杯は非常に良くなかった。ボールを受けてはバックパス、ボールを受けてはバックパス。フリーで受けているのにバックパス。私が来てから彼とともにトレーニングしてきたが、非常にプロフェッショナルに日々の練習をこなしてくれた。31歳だが、彼はそういう歳をとっても学びたいという姿勢を持って日々取り組んでくれた。啓太は以前、おそらくかなり視野の狭い選手だったが、1年を通して視野の広い選手に変わってくれた。非常に大きな前進を遂げてくれた。日々のトレーニングがあってこそだと思うし、プロフェッショナルな姿勢でしっかり日々のトレーニングに取り組んでくれた」
GK 18 加藤 順大
「3位に入るには勝つしかなかったし、何としてもという気持ちがみんな強かった。埼スタでの今シーズン最後の試合を失点ゼロで抑えるという強い気持ちを持って戦えたし、それが現実になって良かった。ACL出場が決まるのは最後までわからなかった。ロスタイムが終わるぐらいでどうなっているのかなと思ったけど、最後まで集中しないといけないと思った」
MF 8 柏木 陽介
「ACL出場権獲得は普通にうれしい。勝てば行けるんじゃないかという気持ちはあったし、ホームでたくさんのサポーターが入ってくれた中でそれをつかみ取ることができてよかった。ゴールは、肩に当たったことでナラさん(楢崎)のタイミングがズレたのかな。最終戦で2年連続ヘディングでのゴールだし、自分にはなかなかないゴールで勝てたのは非常にうれしい」
MF 13 鈴木 啓太
「ACLはあまり実感がわかないのが正直なところ。あの時(2007年)はACLに出るのは絶対条件というチームだった。今は戦うごとにそういう可能性を秘めたチームに成長していった。このサッカーでACLにいけることは大きいと思うし、自分たちがやっていることが間違っていないというか。この一年間でできるというところには自信を持っていいのかなと」
DF 6 山田 暢久
「名古屋はFWに闘莉王がいたけど、あいつのほうが年下なので嫌ということはなかったし、むしろあいつの方がやりづらかったんじゃないかな(笑)。(他会場の経過・結果は)後半が始まる前にグラウンドに戻って円陣を組むときに槙野が言っていた。そこでまた士気が上がった。(浦和通算300勝だが?)全部出ているわけじゃない。気にならない(笑)。実感もない(笑)」
DF 2 坪井 慶介
「後半も後ろがゼロでいければ前が追加点を取ってくれると信じていたので、そういう結果になって良かった。取ったのは(DFの)槙野だけど(笑)。後ろから見ていたけど、すごい軌道だった。個人的には充実したシーズンを送れた。ただ、個人としてもチームとしてももっと上を目指せるし、内容ももっと良くできると思うので、満足せずに進んでいきたい」
MF 7 梅崎 司
「立ち上がりからみんな気持ちが入っていたし、戦う姿勢を見せられた。先制点を取れたことが大きかったし、その後も自分らのペースで試合を運べた。みんな一つの目標があって、それに向って一丸になって戦えた。僕らの気持ちが他会場の結果にもつながったのかな。一年を振り返ってみて、楽しい一年間だった。個人としてもチームとしても成長を感じながら送れた」
MF 3 宇賀神 友弥
「攻守において切り替えも早くできたし、相手のストロングポイントである闘莉王さんにボールを放り込むところもしっかり潰せたので、それが良い展開につながった。ACL出場権は一年間、監督とチームメートをみんなが信じてやってきた結果がつながった。奇跡的なACL出場権獲得なので、信じつづけた結果だ」
FW 16 ポポ
「最初の目標だった優勝を逃したくはなかったけど、2つ目の目標だった3位に上り詰めることができて、みんなが良い仕事を見せてくれた。今年の浦和は昨年と比べられないシーズンを見せられることができた。ミシャさんの下で彼のやりたいサッカーを1から作ることができた。それがうれしい」
MF 14 平川 忠亮
「今日は5万人を超えるサポーターが来てくれることは分かっていたので、今年の最後の試合ということもそうだし、来年に向けても自分たちが良いサッカーができるということを見せられて良かった。今日は達也の埼スタ最後の試合ということもあって、ACL出場を心から喜ぶだけではなくて、寂しさもある」
MF 10 マルシオ リシャルデス
「ACL出場が決まって言葉にならないほどうれしい。シーズン最初から自分たちが作り上げてきたことが今日の試合で一番表れた。信じていたものを取り戻せた。本来、浦和がいるべき位置に戻ってACLへの切符を取ることができたのは、僕自身も本当にうれしいし、チームの一人ひとりを称賛したい」
FW 11 田中 達也
「12年間プレーした浦和を離れることになって寂しい気持ちはあるが、プロはそういう世界。サッカーをやらせてもらえるチームがあれば、そこでしっかりやるだけ。ゴール裏の自分を象ったコレオグラフィを見てうれしかった。ただ、サポーターの期待にもう少し応えたかった。次は違うチームになるけど、応援してくれた人に元気な姿を見せることが自分の役目」
DF 20 槙野 智章
「まず勝利しか目指していなかった。結果として3位に入れたことは非常に満足している。(ゴールは)今年、レッズに加入して毎日居残りで練習していたし、それが結果に出た。ただ、今日ゴールを決められたことはサポーターのみなさんの後押し、そしてあの状況でいつもは蹴らせてくれないマルシオ(・リシャルデス)の後押しもあったから決めることができた」
MF 22 阿部 勇樹
「闘莉王はヤマさん(山田暢)もそうだしツボ(坪井)もそうだし、長くやっている選手が多くいるし、彼の特徴はみんな分かっているので、無失点で勝てたことが良かった。3位になれた要因は、チームの雰囲気や監督だったり、マキ(槙野)だったり、以前いたときと比べれば変わっている部分もある。そういう新しい風を浦和に入れてくれたことが一番かな」
ストイコビッチ監督
「まず、浦和にはおめでとうと言いたい。価値のある勝利だった。闘莉王をFWで起用しているのは、彼を信頼しているから。相手の対応も難しかった。最初の失点もコミカルなものだった。相手にプレゼントを与えたようなもの。今年を象徴するような結果にもなった。2失点目は、月から降ってきたようなシュートだった。来年は絶対に違う姿を見せたい」
DF 4 田中 マルクス闘莉王
「悔しい。今年はこういう試合が多かった。3位に入っていたら、ちょっと勘違いをするかも。今年は何かアクシデントが起こるシーズンだった。自分がFWやっているぐらいだし。でも自分が後ろにいないと、チームはビルドアップできない。名古屋のサポーターも拍手はしてくれたけど、心の中はブーイング。でも、ああいう拍手は逆に自分たちにとっては痛い」
GK 1 楢崎 正剛
「最後まで3位になるチャンスもあり、シーズン途中にはまだ優勝を狙えた。でも最後は7位というところに落ち着いてしまった。今年はけが人も影響もあって、メンバーが変わりながら戦ってきた。戦い方も定まらず、ボールを持ってもどうやって攻めたいかも分からない感じの試合も多かった。最初の失点は止めたかった。今年は7位なりのサッカーしかしていない」
MF 8 藤本 淳吾
「後半頭から中盤を3枚にして、入り方も悪くはなかった。前半より押し込める場面もあった。でもボールを動かして攻めようとするのなら、もっと人数をかけていかないと。均等なバランスというか、システムどおりの並びでサイドに開いても、流動性は生まれない。今年はこんな攻撃が本当に多くなってしまった。選手がピッチで頭を使ってやっていかないといけない」