Match 試合速報

試合一覧

JリーグYBCルヴァンカップ 第6節
5/25(水) 19:00 @ デンカS

新潟
1
1 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
横浜FM

Preview 試合プレビュー

高く飛ぶのは 白鳥かカモメか

2016/5/25 6:00

Photo: © ALBIREX NIIGATA

■アルビレックス新潟
好機は作れている。冷静にゴールを奪え

 現在4位の新潟が勝ち点1差で3位につける横浜FMを迎え撃つ。首位・仙台とは勝ち点2差のため、勝てば新潟が首位に立つ可能性もある。ホームでのアドバンテージを生かし、次のステージへ王手をかけたい。

 前節・柏戦(2○1)では、公式戦9試合ぶりとなる勝利を挙げた。カリウ、西村がJデビューを飾り、2種登録の長谷川(新潟U-18)も今季初出場。主将・小林も本職のボランチとは異なるCBを務めるなど、直前のリーグ戦から10人を入れ替えたフレッシュな布陣で臨んだが、「試合に飢えていた」(小林)選手たちが起用に応え、吉田監督がかつて慣れ親しんだ日立台での試合を白星で飾った。これによりチーム内の競争はさらに活性化し、非常に良いムードでトレーニングが行われている。リーグ戦でもG大阪、浦和、川崎Fという強豪との3連戦をいずれも無失点(すべてスコアレスドロー)に抑え、シーズン序盤に見られた守備の不安定さは改善されている。決定力さえ付いてくれば、ここから大きく飛躍できるはずだ。

 好機は多く作れているだけに、必要なのはゴール前での落ち着き。キーマンになりそうなのが、端山だ。前節は勝ち越しゴールにつながるクロスを挙げた。ファーサイドでフリーになっていた平松を見極めると左足で頭に合わせ、その落としを小塚が決めた。J1・1st第8節・名古屋戦(1●2)では、浮き球パスを左足トラップで収めながらDFをかわし、すぐさま右足でGKの頭を越えるループシュートで得点を挙げている。「ゴール前で相手を見て、良い選択をするのが自分のスタイル」(端山)。今節も横浜FMの堅守を前に、冷静な判断と、左右両足からの正確なキックで、勝ち点3を引き寄せる。(野本 桂子)


■横浜F・マリノス
マルティノスのトップ下起用。指揮官は三兎を追う

 ここまで2勝1分1敗の横浜FMは、今節の新潟戦に勝利するとノックアウトステージ進出に大きく近付く。その一戦に向けてエリク・モンバエルツ監督は「リーグ戦とカップ戦のバランスを取りながら、カップ戦で勝ち上がることを考えてメンバーを決める」と話した。しかし実際は週末のリーグ・柏戦に重きを置き、リーグ戦の主力メンバーの多くを温存する。

 例外となるのは最終ラインの選手たちだ。全体練習に復帰したばかりのファビオの出場は難しく、金井は別メニュー調整中。そのためCBとSBの人員が足りず、中澤と下平は先発出場する公算が高い。ただし指揮官は「プレー時間はバランスを取りながら」と途中交代を示唆している。試合展開や状況を見ながらではあるが、ベンチスタートの栗原や本来はサイドMFの遠藤が途中出場することになるだろう。

 そして、この試合にはもう一つのトピックがある。マルティノスのトップ下起用だ。リーグ戦では右MFを定位置としているが、今週末は累積警告によって出場停止処分となる。そのため新潟戦でフル稼働しても支障はなく、今後に向けたオプション作りという意図もある。2列目の中央でプレーすることにマルティノスは「流れの中で自由に動いていいと言われている。だからポジションはあってないようなモノ」と豪快に笑った。中村をはじめとする、いわゆる司令塔タイプではない。爆発的なスピードとリーチの長さを生かしたドリブルでアクセントをつけられるかに注目が集まる。

 週末のリーグ戦を見据えて主力を温存しつつ、控えメンバーに出場機会を与えてチームを底上げし、さらに攻撃のオプション作りにも余念がない。モンバエルツ監督は二兎どころか三兎を追っている。(藤井 雅彦)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会