番記者メモ：愛称は「キャラ」、カルフィン・ヨンアピン/ 清水担当 飯竹友彦

愛称は「キャラ」。可愛いネーミングとは裏腹に、プレースタイルはモンスター級だ。公称されているサイズは、183cmで78kg。しかし、近くで見るとそれ以上に大きく感じる。特にこん棒のような二の腕と、丸太のような太ももはサッカー選手と言うよりは、格闘家のようだ。実際、入団会見時にはマッチョなポージングまで披露してくれた。そしてピッチ上でも、その屈強なフィジカルは遺憾なく発揮している。日本人の体格では、ちょっと接触しただけで吹き飛ばれてしまう。それだけに、ボランチの位置では相手の攻撃のキーマンをマークするというよりは、そのゾーンに入ってきた敵をとにかくなぎ倒す。そしてボールを奪って攻撃に繋げるというのが役目となっている。しかし、フィジカルモンスターと侮るなかれ。意外にも足元の技術もあり、散らしの場面では適確なパスで左右へと配球していくこともできる。また、左利きということもあって、ボランチ以外にも、CB、左SBなどでもプレーすることができるユーティリティー性を持っている。