■岩手
秋田 豊監督
攻撃に転じるところの迫力が出てきている
ここ最近、悪いゲームはしていませんが、無駄な失点、ミスからの失点でリズムを崩し、勝点が取れない状況につながっていると思います。ただ、前半戦に比べると、ボールを前に運ぶところ、攻撃に転じるところの迫力が出てきていると感じています。ここを乗り切って、なんとか勝ちを拾えるようにやっていきたいと思います。(野澤 大志ブランドンのスタメン起用について)(どのポジションでも)競争ができる相手がいれば、ターンオーバーでやっていきたいと思っています。松山(健太)は前節のミスもありましたし、流れを変えるためにも野澤にチャンスをという意味で起用しました。(中村 太亮、弓削 翼が不在のセットプレーについて)今日もセットプレーから1点取っていますし、キックの精度に関しては落ちるところはありますが、(替わりに出た選手は)それ以外のところでプラスαを出してくれるので問題ないと思っています。(試合後、選手にどのような言葉をかけたか)ポジティブな声をかけました。『悪くはないし、4月と5月の連敗時とは同じ連敗じゃない。自信を持つべきだ』と話をしました。ただ、この流れの怖さは分かっているので、個のところで頑張って何がなんでも1点を決める、守るというところが必要になってきます。『一人ひとりが次に向けて、良い準備をしていこう』と話しました
石井 圭太
1失点で我慢できていれば
先制されるとうまくゲームを運べないことは続いていましたが、失点後も気落ちすることなくプレーできていたので、早い段階で追いついたり、1失点で我慢できていればというのはあります。勝っていた時期は自分たちのミスからの失点はなかった。仕方ない部分もあるんですけど、もったいなかったです
■町田
ランコ ポポヴィッチ監督
決定機を決めることは今後の課題
最後の1失点はいらない失点でした。それがなければ、ほぼわれわれの狙いどおりの試合だったと言えるでしょう。前半からしっかりとゲームをコントロールできましたが、もっと決められる決定機はあったので、その決めるべき決定機を決めることは今後の課題です。この試合に関しては、選手たちが天皇杯でのレクチャーを学んでくれました。サッカーというスポーツは走らなければ、戦わなければ、勝利はつかめないですし、最低限見せなければいけないサッカーの基本的な部分でも相手を上回ることができたと思います。岩手さんに勝つのはどこのチームであっても簡単ではないと思っています。25人ぐらいの選手が同じ力を持っていて、誰が出ても変わらないサッカーをできますし、あきらめずに戦ってきます。また、球際も激しく、強度を持ったチームなので、対戦する相手はどこもラクではありません。相手はロングボールを多用してくるチームですが、それに付き合わずに地上でボールを動かしながら、連動することができていたときは、良いプレーを見せられたと思います。こういった体験を選手たちに肌で感じてもらえたことが私は一番うれしいです。また、賢く戦うこと、やってきたことをしっかりとピッチで見せられれば、結果を勝ち取ることにつながるのを見せられて良かったです
太田 修介
実は虎視眈々とハットトリックを狙っていた
(あと1点でハットトリックでした)3点目を狙っていましたが、リードしたことで押し込まれる展開になりましたし、その中で何をすることがチームの勝利につながるのか。その中で適切なプレー選択をしていましたが、実は虎視眈々とハットトリックを狙っていました…