■徳島
吉田 達磨監督
後半立ち上がりの失点が痛かった
立ち上がり、われわれはアグレッシブに、生きの良い入りができたと思います。しかし、カウンターで2点を許しました。良い形で試合に入り、ゴール前で相手よりも先に意図的な決定機を作りました。磐田相手に『今日はいけるぞ』という気持ちになったと思います。磐田や清水のような相手には最初の5分でプレッシャーをかいくぐって呑まれないようにすることが重要ですが、自分たちから仕掛けられた立ち上がりでした。でも、先に得点を許してしまいました。ものすごいシュートではありましたが、気持ちとしてはなかなかパッと切り替えるのは難しかったとは思います。ただ、むしろ痛かったのは後半立ち上がりの失点でした。ハーフタイムに僕たちはコツコツ返していこうと確認をして入りましたが、その矢先で得点を許してしまいました。3点のビハインドを持って磐田相手に40分を戦うのは難しいと思います。それでも最後まで走り、ファイティングポーズを見せてくれたとも思います。僕が徳島に来てから約2カ月が経ち、相手とのかみ合わせはありますけど、最もゴールに近づいた形を作れた試合でもあったと思っています。なので、本当に悔しくて、これだけの多くの方々の前で勝った姿をお見せしたかったです。ただ、スコアとは裏腹に、サッカーそのものをプレーするのは一番できた日だったと思いますし、選手たちの努力とトレーニングの姿勢に良いものを感じています
杉森 考起
ゴールを取るところが足りなかった
(西野 太陽選手との縦関係について)今週も先週も意識してやってきましたし、今日も関係性は悪くなかったと思います。ポジションなど、もっと良くなると思った部分もありましたが、全体的には悪くない関係性だったと思います。(チーム全体としては?)試合展開も関係はしているかもしれませんが、ボールを保持する時間も多くありました。コンビネーションなどのやりたいことの意思疎通は良くなってきている印象はあります。あとはゴールを取るところが足りませんでした
■磐田
横内 昭展監督
スコアほど簡単なゲームではなかった
今日もたくさんのサポーターに徳島まで来ていただいて、背中を押していただきました。前節・清水戦の負けから一番パワーが欲しいところで、今日来られなかった方も含め、本当に応援してくれているサポーターのためにも勝点3が欲しかったゲームです。勝って共有できてうれしく思います。2週間の時間があった中で、良い準備をしてきました。結果が伴って非常に良かったと思います。スコアほど簡単なゲームではなかった印象ですが、失点をゼロに抑えてくれて選手に感謝しています
ドゥドゥ
無失点に抑えられたことが大事だった
(苦しい時間もあったことについて)自分たちが早い時間帯で2点をリードしたので、相手がリスクをかけてでも追いかけてくることは分かっていました。自分たちもそれを理解しながら、守備の時間は長くなっても、そこを耐え抜けば自分たちにチャンスが来ると思っていました。相手にもチャンスはありましたが、無失点に抑えられたことが大事だったと思っています…