■横浜FM
ハリー キューウェル監督
最高のチームだと感じている
素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれた試合になりました。先日のビッグゲームで結果がついてこず、悔しさはもちろんあったと思います。選手はリアクション、強さを見せてくれました。(日本時間26日未明のACL決勝第2戦・アルアイン戦後)すぐに飛行機での移動があり、タイトなスケジュールながら素晴らしい働きをしてくれました。特に前半は相手陣地でボールを支配する場面が多く見られました。ただ、柏も前への強さ、カウンターは出たと思います。後半は難しい時間帯はありましたが、大きなチャンスを作れました。一人ひとりが持っている力を出すことで、今日のパフォーマンスにつながりました。そして(アンデルソン)ロペスがハットトリックしました。彼はこのチームのために立ち上がり、その結果、ゴールがたくさん生まれました。彼のことを誇りに思います。もう1人、小さなころからこのクラブのエンブレムをつけ、250試合出場した選手がいます。喜田(拓也)です(5月3日のJ1第11節・磐田戦でJ1通算250試合出場達成)。彼もチームのために戦ってくれた1人です。このチームがやってきたことは素晴らしいものがありますし、最高のチームだと感じています
飯倉 大樹
インサイドハーフを下ろしてからはやりやすかった
(途中出場の)準備はしていませんでした。もちろん汗1つかいてない状態で入るのは難しいです。特に疲れてくる時間帯でしたし、相手はマンマーク気味に来ていたので、アジャストするまでに2、3本ミスしてしまった。でも、キー坊(喜田 拓也)とナベ(渡辺 皓太)と話して、アンカーだと相手のプレスにハマってしまう形だったのでインサイドハーフを下ろしました。そこからはスペースが空いてきたからやりやすかった。CBから良い縦パスが入ったし、SBで回せる時間帯も増えたので良かったです
■柏
井原 正巳監督
試合の入りが結果につながった
マリノスさんはACL決勝の敗戦から戻ってこられてからの試合だったので、その悔しさをJリーグにぶつけてくることを想定し、それに負けず、良い形で入ろうとはしました。しかしながら、マリノスさんのスピードやパワーに後ろ重心になってしまい、強度の高い守備ができませんでした。それはもちろん私の責任です。試合の入り(の悪さ)が結果につながったと思っています。4失点は今季最多失点です。マリノスさんのゴール前のスピード、決定力は認めざるを得ません。後半はゴール前に行くシーンは作れましたが、最後の質、決定力の足りなさがより顕著に表れてしまいました。この敗戦を次のゲームにぶつけていくしかありません。中3日の(J1第17節・)福岡戦ではしっかりと修正して、この悔しさをホームゲームで晴らせるように準備します。(ハーフタイムにどのような修正を図ったのでしょうか)前半は(アンカーの)喜田(拓也)選手を意識し過ぎ、2トップの限定やプレスの迫力が足りませんでした。ビハインドで前から行かないと点が取れないということで、プレッシングの強度を高くし、ある程度修正できました。良い形でボールを奪い、チャンスを作れたとは思っています
関根 大輝
左サイドを早く修正できれば良かった
自分たちの左サイドで縦に流れた天野(純)選手にずっと起点を作られました。(マテウス)サヴィオが縦を消すだったり、何か手を打たないといけなかった。緩過ぎて何回もポイントを作られて、裏返されることの繰り返しでした。そこを早く修正できれば良かったのですが、自分は右サイドなので遠くて伝わらず、難しかったです。あとはシンプルにヤン マテウスの個の能力があり、1枚はがされると局面は変わってしまいます。そこが前半はハマらなかった要因だと思います…