両守護神の好守も光る90分。名古屋がウノゼロで勝利
第1戦を1-1の引き分けで終え、どちらのチームも勝てば次のラウンドに進める形になった第2戦。ともに4日前から先発メンバー5人を変更し、勝負に出た。
ボールを保持してじっくりと攻め込む柏に対し、ホーム・名古屋は素早い攻撃でゴールを狙う。お互いが持ち味を出す中で、スコアを動かしたのは名古屋だった。
33分、ピンチをしのいでシュートをキャッチしたGKランゲラックがロングフィード。それははね返されたものの、セカンドボールを拾って左に展開すると、持ち上がった山中のクロスをGK佐々木が処理し切れず、ファーサイドに流れたこぼれ球を中山が落ち着いて決めた。
追いかける形となった柏は、マテウス・サヴィオを中心に攻撃を組み立てる。37分、そのサヴィオがGKの頭上を狙うシュート。しかし、これはパンチングで逃れられる。44分にはジエゴとのコンビで左サイドを攻略。最後は逆サイドの川口がシュートを放ったが、クロスバーを越えた。
後半立ち上がりからは攻撃のギアを一段上げた柏だったが、木下や白井のシュートはボランチコンビにブロックされ、ゴールを奪えない。62分には右サイドからパスをつないで崩し、エリア内で突破した川口のクロスにジエゴがヘディングシュートを放つも、枠をとらえ切れなかった。
そして73分、名古屋はPKを獲得。追加点を奪う絶好のチャンスだったが、キャスパー・ユンカーのシュートは佐々木がストップして試合を壊させない。柏の守護神は85分にもピンチを防ぎ、流れを切らさなかった。
ラストアタックは後半アディショナルタイム。サヴィオのクロスに飛び込んだ立田がGKと1対1のシーンを迎えたものの、右足で合わせたシュートはランゲラックが素晴らしい反応を見せてストップ。1点を守り切った名古屋が2戦合計2-1とし、プライムラウンド進出を果たした。(文・斎藤 孝一)