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J1リーグ 第37節
11/30(土) 14:00 @ デンカS

新潟
0
0 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
G大阪

Preview 試合プレビュー

止まらない

2024/11/28 20:11

■新潟
ホームで残留確定を。攻めの姿勢で背後狙う

 引き分け以上で、自力でJ1残留を決めることができる。今季は18位以下がJ2に降格するが、現在、新潟は16位。2試合を残して、18位の磐田とは勝点6差。得失点差でも5上回っている。サポーターの後押しを受けられるビッグスワンで、来季もJ1で戦える権利を確実にしたい。
 前節は柏と対戦し、1-1で引き分けた。CKから細谷に先制されたものの、90+4分に藤原がゴールを決めて追いついた。試合開始時点で新潟は16位、柏は勝点1差で17位。順位の入れ替えを回避し、残留に近づく大きな勝点1となった。
 試合後の会見で松橋監督が挙げたのは「3分の2までは自分たちらしさが出せたが、最後3分の1のところでは、なかなか出し切れない」という課題。アタッキングサードで築かれる相手のブロックを前に、パスを下げる展開が散見され、柏に守備を整える時間を与えてしまった。
 しかし、交代投入された長倉、小見、奥村が背後への動き出しを増やしたことでスペースが生まれるようになると、チャンスが増加。スペースを生み出し、そこで選手がつながり合うことで、新潟らしい得点が生まれた。今節、堅守を誇るG大阪に対しても、スキを見いだし、崩れた瞬間を逃さずに攻め切ることが大事になる。キーマンは小見だ。常に相手の背後を狙い続け、ケガから復帰した10月以降は直近の公式戦5試合で3得点1アシストと好調。「得点は、前への矢印によって生まれるもの。常にゴールに向かってプレーを続けたい」(小見)。攻めの姿勢で、8試合ぶりに歓喜をもたらす。(文・野本 桂子)

■G大阪
狙うはACLE出場権。“反発力”を示すとき

 9年ぶりのタイトル奪還を目前にした天皇杯決勝で神戸に惜敗。リーグ戦で首位を走る強敵に真っ向勝負を挑み、0-1の接戦だったからこそ悔しさは募るが、G大阪の今季はまだ終わっていない。
「切り替えて残り2試合やるしかない」。負傷でピッチに立てなかった宇佐美はこう仲間に話しかけたという。主将の言葉がチームに響かないはずがない。
 現在は4位だが、残り2試合を連勝すれば2位に食い込む可能性もあるだけに「ACLEにいける可能性もあるし、消化試合じゃない」と福岡は力を込める。リーグ戦でも直近の4試合は3勝1分と好調。天皇杯で敗れた悔しさをプレーで体現し得るだけのメンタル強者はそろっている。
 天皇杯決勝で露呈した課題は、宇佐美不在の攻撃陣にある。「夏以降、貴史くん(宇佐美)以外に得点を取れる人がいないという課題が明確にあったし、あらためてその課題が出た」と話すのは中谷。直近の4試合は打ち合う強さを見せており、計10得点を叩き出しているが、得点だけでなく決定的なパスも繰り出していた宇佐美の代役をこなせる選手は存在しない。
 ウェルトンや山下ら両サイドを切り裂く選手は好調を維持しているが、新潟戦でカギを握るのは二ケタ得点まであと2点に迫る坂本だ。天皇杯決勝では神戸の堅守の前に沈黙。「この悔しさは残りのリーグ戦2試合と来年に生かしていきたい」と力を込めた。
 攻撃の起点として機能する坂本だが、宇佐美不在の一戦で求められるのは、直近2戦で3得点を叩き出しているフィニッシュ力である。チームだけでなく、若きストライカーの反発力にも期待がかかる一戦だ。(文・下薗 昌記)

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