■C大阪
アーサー パパス監督
60分を超えた時点で試合が決まっていてもおかしくなかった
選手たちを称えたいと思います。今日のパフォーマンスは褒める必要があります。ただ、残念という言い方になりますが、とにかく努力した結果でしたが……。60分を超えた時点で試合が決まってもおかしくなかった。良いチャンスを数多く作ったが、決め切れなかった。ただ、褒めてあげたいです。やるだけのことをやったので、勝ちがついてくれば良かったです。選手たちも悔しいと思いますし、サポーターの皆さんもホームで良い雰囲気を作っていただいた中、良い形でゲームを進めながら、勝ちにつながらなかったことは申し訳ない気持ちです。(今季のメンバー構成を考えると、ラファエル ハットン選手とチアゴ アンドラーデ選手がフィットすることは非常に大事になると考えているが、まさに得点場面は彼らの良さが出たと思う。彼ら2人の評価について)前にも申したとおり、まず日本に慣れる必要がありました。われわれも我慢が必要でした。日本のサッカーに慣れることは時間が必要です。チアゴに関しては、長い時間プレーできなかったですが、1点目も含めてチャンスを作る部分で違いを作ってくれたので、良かったと思います。まだ24歳と若いので、経験を積み重ねて出し切っていくことが彼の成長につながると思います。ハットンは、ポジショニングも改善されています。ボールに近づいて受けていたクセがあったのですが、いるべき場所にいて、今日に関しては素晴らしい形から決めてくれました。2人ともポジティブに映っています
ラファエル ハットン
点差を広げるチャンスはあった
(開始早々のゴールは、チアゴ アンドラーデ選手とラファエル ハットン選手の持ち味が発揮されたゴールだったが?)そうですね。スタートは非常に良かったです。その後も点差を広げるチャンスはすごくあったので、そこで決めないといけなかった。残念ながら、今日も終盤に同点ゴールを決められてしまった。チャンスで冷静に決め切ることが課題になりました
■浦和
マチェイ スコルジャ監督
本日の流れを考えると、良い結果とも言える
本日はわれわれにとって非常に重要な試合でした。アウェイのセレッソ戦は勝てない時期が続いていましたので、それを断ち切ろうという思いで臨みました。それに向けて今週の練習では選手たちは高いモチベーションで準備してくれました。ただし、開始2分、われわれのイージーなミスとも言える形から失点する最悪なスタートになりました。ですので、いきなり自分たちを難しい状況に追い込んでしまいました。前半は、われわれがやりたいようにゲームをコントロールできませんでした。ハイプレスを掛けようとしても、相手が中盤の脇、ポケットのところに顔を出してきたときに、うまくマネジメントできませんでした。そういったところから、セレッソがわれわれのハイプレスを回避し、危険な場面を作っていました。前半は、(西川)周作がチームを何度も救いました。ハーフタイムで松尾(佑介)を投入し、ウイングタイプを2人置きました。(マテウス)サヴィオをトップ下に動かしました。内容は良くなりましたが、チャンスを作って得点を決めることはできませんでした。セレッソの危険なカウンターにも気をつけないといけなかった。後半の終了間際にリスクを負って2トップにしました。いくつかのチャンスを作った中で、良いプレーから(渡邊)凌磨が点を取ることができました。勝点1はわれわれが試合前に目指した勝点ではありませんでしたが、本日の試合の流れを考えると、良い結果とも言える結果だったと思います
松尾 佑介
同点ゴールの場面はクロスに対して厚みがあった
(プレーを振り返ると?)体のフィーリングやキレは戻ってきた感じはあります。勝負する回数は増えているので、それは良いことだと思います。(同点ゴールのシーンについて)チームとして、良い感じにSBを引き出して、CBと勝負できるチャンスがあった。そこでボールを受けて、クロスに厚みがある入りができたので、良かったと思います。ああいうシーンをチームとして作っていけば、チャンスは増えると思います。その前にも何回か、相手を動かしてチャンスは作れていたと思います…