番記者メモ：ハードなプレースタイルと真摯な姿勢、ディビッドソン・純マーカス/ 徳島担当 小田尚史

今季、シーズン開幕直前に緊急補強されたディビッドソン・純マーカス。オフに浦和レッズに移籍した青山隼が抜けた守備的ボランチの穴を埋める活躍が期待される。迎えた第1節は、攻守において素晴らしい活躍を見せた。「守備でのプレスとカバーリングを見て欲しい」と話していた守備面だけでなく、攻撃面においても、攻撃の第1歩となるパスを通すなど、及第点以上の出来だった。過去には、大宮、新潟、神戸、札幌を渡り歩くなど、苦労人でもある。昨季1年は、アメリカ・ノースカロライナでプレーしていた。再び日本でプレーするにことになり、「日本に戻ってきて、サッカーや普段の生活でも、いかに日本が恵まれているかが分かりました」と話し、今季の抱負については、「一日一日をどのように過ごせば、サッカー選手として向上していけるのか、考えて過ごしています」と語るナイスガイ。ハードなプレースタイルと真摯な姿勢で、今季の徳島を引っ張って行って欲しい。