横浜FCはチーム得点王の大久保をベンチスタートとし、黒津を第17節・岐阜戦(3○2)以来の先発で起用。ミロシュ・ルス監督は「黒津と小池、小野瀬のスピードを生かしたかった」と言うが、そうした場面はほとんど見られなかった。前半はC大阪のゲーム。長いサイドチェンジから丸橋が左サイドを制圧し、次々にゴール前へ。同サイドのパブロにもう一段のアイディアがあれば、またフィニッシャーの田代がもう少しフィットしていれば、前半で複数得点していておかしくなかった。
南の好セーブもあって無失点でしのいだ横浜FCは、小池と小野瀬の左右を入れ替え、「ウチのボランチを一枚押し上げて相手ボランチに自由にやらせないようにした」(寺田)ことで、後半は危険な場面が…