抜群の立ち上がりを見せた赤鯱軍団。大勢は前半で決まった
立ち上がり、抜群に良い入りを見せた名古屋。前節の岐阜戦を6得点で圧勝した勢いそのままに連係の取れた素早いパス交換で攻め込み、10分にあっさりと先制点を奪ってみせた。先制ゴールを決めたのはベテランの玉田。田口からパスを受けたガブリエル・シャビエルがゴール前にヒールパスを出し、それを玉田が落ち着いてゴールに流し込んだ。「前半は選手同士の距離感もすごく良かった」と玉田が試合後に振り返ったとおり、前半の名古屋は面白いようにパスがつながり、山口の選手たちはそのパススピードにまったくついていけずに翻ろうされた。そして36分、名古屋のもう一人のベテラン佐藤寿人が追加点を奪う。…