■セレッソ大阪
いま一度“攻撃のための守備”を思い起こしたい
12試合を終えて12得点。現状、C大阪は抱えるタレントに見合った攻撃力を発揮し切れていない。
第10節の京都戦(0●2)では杉本が1トップに入ったが、「下がり過ぎた。ボールは持っているけど、怖さを与え切れなかった」(大熊監督)として、第11節の松本戦(1○0)ではリカルド・サントスが先発に復帰した。そこで柿谷の決勝点をアシストすると、前節の愛媛戦(0△0)でも前線で起点となって決定機を演出した。
一方で、…
■レノファ山口FC
勝機は愚直に貫くパスサッカーの復活にあり
昨季J3得点王の岸田と今季5ゴールの中山を欠き、前節・金沢戦はMF登録の福満と島屋を2トップに据える奇策を講じたが、0-1で敗れた。思うようなサッカーができなかった衝撃は大きく、山口はオフ明け以降のほとんどの練習を非公開とした上で、練習時間そのものも増やして立て直しを図っている。
今節、山口としては…