■名古屋グランパス
0-0の時間を長くし、少ないチャンスを生かす
今節は『グランパス夏祭り』と銘打つ重点集客対象試合。来場者に配られる赤いTシャツの胸元には“共闘”を呼び掛けるフランス語が印された。
『COMBATTRE ENSEMBLE』
名古屋が危機に立たされている。残留という明確な目標を打ち出し、前々節の横浜FM戦(0△0)から5バックへと舵を切ったものの、前節・広島戦では0-2の完敗。開始早々の失点でプランは崩れ、連続未勝利記録は『15』に伸びてしまった。今節も5バックの継続が濃厚。選手の誰もが「守備から入るチームはあんな簡単に失点してはいけない」と誓うように、…
■浦和レッズ
勝負強さを発揮し、次節の川崎F戦につなげたい
甲府、湘南に続く下位との3連戦、最後の試合。当然、浦和有利との見方が強くなるが、「レッズが勝って当たり前と思われる試合が一番難しい。期待も感じるし、勝たないといけないという使命感もある」とGK西川は気を引き締める。
1stステージ終盤で3連敗したあと、5連勝からさいたまダービー(2nd第4節・大宮戦・2△2)での引き分けを挟んで3連勝。ここ9試合で8勝1分と好成績を残している。内容面では…