■FC東京
求められる臨機応変さ、そして個々の自覚
大敗直後の一戦。FC東京は冷静に課題と向き合い、修正に力を注ぐ。 前節、神戸相手に喫した逆転負け(1●4)。前半は積極的なボール奪取と流動的な攻めで完全に試合の主導権を握ったにもかかわらず、後半は相手のシステム変更も影響し組織が瓦解。次々と失点を重ねた。酷暑の中でプレスが継続できず、また、けがの米本や橋本、出場停止だった高橋と、…
■横浜F・マリノス
アウェイであっても勝ち点1では物足りない
横浜FMは依然として2ndステージ無敗(4勝4分)を続けている。しかし、直近5試合の戦績を切り取れば1勝4分と明らかに足踏み状態で、首位・浦和との勝ち点差は『6』に広がった。劣勢の展開で勝ち点1を拾っているわけではなく、比較的優勢のゲームをモノにできていない。エリク・モンバエルツ監督はここまでの星取り状況について「負けていないというのは大事なこと」と前置きしつつも、…