■横浜F・マリノス
変わらず軸足は守備。チャンスをモノにし4連勝へ
第13節・清水戦、前々節・川崎F戦、そして前節・FC東京戦と3連勝中の横浜FMだが、3試合すべてで相手よりもシュート数が少ない。数字が示すとおり内容で圧倒したわけではなく、少ない決定機を確実に仕留めてきた印象だ。裏を返すと、どちらに転んでもおかしくない試合の連続とも言える…
■ヴィッセル神戸
フィニッシュワーク。改善点はハッキリしている
関西のライバルチームをホームに迎え“神阪ダービー”を掲げて迎撃した前節・G大阪戦。神戸は序盤から迫力を持って圧倒し、ネルシーニョ監督も「総じてウチのペース。われわれがボールを持って相手が引く形が多かった」と語ったように、試合の入りは最高の出来だった。対戦前に渡邉は前半の戦い方を改善したい意気込みを語っていたが、24,522人の大観衆の中、失点することで苦しい展開に陥ることの多かったチームは見事な修正を遂げていた。…