■サガン鳥栖
浦和に合わせるだけでは勝機は薄い。テーマは能動的な守備
21日の天皇杯2回戦ではリーグ戦とほぼ同様のメンバーを起用。複数得点が取れていない現状打破のために攻撃陣に得点を重ねてもらう狙いだったが終盤まで得点は生まれず、マッシモ・フィッカデンティ監督の狙いは消化不良の感が否めなかった。「良い形にならなかった」と豊田も試合後に話しており、浦和戦に向けての景気づけとはいかなかった。…
■浦和レッズ
運動量、球際、規律。基本に立ち返るべき
連敗しているからこそ基本に立ち返る。それがいまの浦和にとって最も重要なことかもしれない。
GK西川は前節の磐田戦について「できないことのほうが多くて悔しい結果になった」とあらためて振り返りながらも、「自分としてもチームとしても気付かされたことがたくさんあった。結果は良くなかったけど、ある意味で良い誕生日だった」と語る。その気付かされたこととは、「基本に立ち返りながら一つひとつやっていくこと」であり、その基本とは「相手に走り勝つ、球際で負けない」こと…