■G大阪
勝ち点計算する余裕なし。逆転優勝より目先の勝利
真夏の反攻は絵に描いた餅に終わりつつある。前節は、磐田に2発のセットプレーで沈められ、7月以降早くも4敗目。勝ち点を稼げるはずだった3連戦で勝ち点わずか『1』に終わり、苦しい戦いが依然続いている。幸いにも前節、首位の鹿島も敗れたことで勝ち点は10差のまま。しかし、いまのG大阪には、もはや上位陣をにらんだり、勝ち点計算をしたりする余裕は一切ない。…
■柏
ポジション争い激化。連勝で上位に食らいつく
前節は、今季最多タイの4得点を奪い清水に完勝を収めた柏だが、スコア以上に内容は充実したものだった。ディエゴ・オリヴェイラとキム・ボギョンが出場停止という不安要素をかき消すように、代わりに出たハモン・ロペスと武富が躍動。前者は開幕戦以来の先発出場を果たすと、1アシストを記録するなど復調をアピール。トップ下での先発となった後者も得意のヘディングでチーム3点目を決めるなど、勝利に大きく貢献した。…