クリスティアーノが得意の弾丸シュートでゴールを狙う。彼が甲府の1トップを務める
2014.2.5(水)/45分×2本
町田 2-1 甲府
レポート:大島和人
万能FW・クリスティアーノが可能性を示す。新しい攻撃の萌芽
5日、甲府が町田と練習試合を行った。
城福監督から「自分が好む、やりやすいプレーをまず見せてほしい」とゲームに送り出されたのが、新戦力のクリスティアーノだ。栃木から加入した万能FWは、その言葉どおりに1トップの位置で持ち味を発揮する。DFを背負う、背後に抜けるプレーはもちろん、少ないタッチで遠近の味方を生かした。
ともあれ今季初の対外試合となれば、課題が露呈するのは当然だ。“使われる”側に回った金子は「前で起点になれる」と彼の特長を歓迎しつつも、「クリスティアーノの動きがいまいち見えてない」と連係不足を明かす。動きがかぶる場面とお互いを生かし合う場面が相半ばしつつ、クリスティアーノは45分でピッチから退いた。
前半は甲府が優勢で、DF陣は相手のシュートを実質ゼロに封じた。しかし町田にCKを直接決められるという“一発”に屈し、前半を0-1のビハインドで折り返す。
後半はイルファンら新戦力が起用されたが・・・