ゴールという結果は、指揮官、チームメイト、サポーターの信頼を得るという意味でも大きなモノになるだろう
FW 大迫勇也
(1860ミュンヘン/ドイツ)
採点:6.5/10pt.
2014.2.10(月)
1860ミュンヘン 1-1 デュッセルドルフ
ドローに終わるも、“大迫勇也”という収穫を手に入れる
上位2チームが敗れ、その他の上位陣も相次いで引き分けるなど波乱の再開戦となったドイツ2部。
その中で何とか昇格争いに食い込みたい8位の1860ミュンヘンだったが、10位のデュッセルドルフにホームで追い付かれ、手痛いドローに終わった。
ただ、1860ミュンヘンはこの試合で大きな収穫を得た。デビュー戦で初ゴールを決めたFW大迫勇也の存在だ。
1860ミュンヘンは19試合を終えた時点で総得点が『18』。1試合の平均が1得点以下で、リーグワースト2位タイの数字だ。昇格を狙うチームとしてはあまりにも寂しい。
そこで白羽の矢が立ったのが大迫だ。そして、大迫はいきなりその期待に見事応えてみせた。
得点力不足解消を期待され先発した大迫はデュッセルドルフ戦で早速、チャンスを迎える。28分、味方選手のシュートのこぼれ球が大迫の目の前に転がり、あとは押し込むだけという状況になる。
しかし、この場面は相手DFの強烈なタックルにバランスを崩し、ゴールを射止めることができなかった。その後は・・・