UAEで一際目立つ、小柄なアフロヘアー。左利きのテクニシャン、オマール・アブドゥラフマン。彼をどう抑えるかは試合の焦点となる。
トップ下の位置に入り、周囲を操るプレーはまさにチームの中心であり、司令塔。マッチアップする長谷部は、「彼が王様」と表現した。
敗れはしたがUAEが好ゲームを演じたグループリーグ第3戦・イラン戦。日本の選手たちはちょうどその試合は夕食時間で、選手たちは集まって観戦していたようだ。そのため、すでに基礎情報は手にしていた。
相手のキーマンに対して、相対する長谷部はこう語る。「個人技があるし、良い選手。彼はチャンスメーカー。どちらかというとフィニッシュに持って行くよりもアシストや起点になるところが彼の良さ。彼のところで止めるのも大事だけど、パスの出たところを抑えることも大切」。
そのパスの行き先には