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[J1順位予想]シーズン開幕前の恒例行事。順位予想大会!/Jリーグ開幕特集

2015/3/5 11:40

川崎F悲願の初タイトルへ向け、自慢の攻撃力で勢いに乗り、短期決戦となる1stステージを駆け抜けたい



2ステージ制移行による短期決戦がポイント

 今週末、いよいよ新シーズンの幕が上がる。その前に毎年恒例となっている、J1・J2全クラブ担当記者による順位予想を今年も実施した。

 J1では今季から2ステージ制が導入される。各17試合の1stステージと2ndステージを経て、チャンピオンシップによって年間王者が決定する今季のJ1。今回はその1stステージの順位予想をJ1担当記者、18名と本紙編集長に行ってもらった。

 実力伯仲と言われて久しく、昨季のG大阪や11年の柏など昇格チームが優勝を果たした例もあり、毎年予想が困難なJ1だが、今回のポイントはやはり2ステージ制移行による短期決戦であるという点。

 昨季の前半戦に躍進した鳥栖のようなチームが1stステージを制する可能性が十分にあり、また、監督交代で戦術理解に遅れを取っているチームや、ACL出場チームなどは、最初から2ndステージに照準を合せているかもしれない。そういった点を考慮すると、予想は例年以上に困難を極める。

 そんな中、上位予想に多く名を連ねたのは川崎F、鹿島、浦和、G大阪の4チーム。鹿島、浦和、G大阪は昨季の上位3チームであり、ACLとの過密日程をこなしつつも引き続き結果を残すと予想した記者が多かった。注目は川崎F。ACLがなくリーグ戦に集中できる点や、戦術の浸透度、短期決戦で効率良く勝ち点を積み上げるための攻撃力が評価された。

 一方、下位では8名が最下位と予想した山形、6名が最下位と予想した松本の昇格組2チームに、厳しい戦いが待ち受けていそうだ。

◆各クラブ担当記者による順位予想
ベガルタ仙台担当 板垣 晴朗
モンテディオ山形担当 佐藤 円
鹿島アントラーズ担当 田中 滋
浦和レッズ担当 菊地 正典
柏レイソル担当 大島 和人
FC東京担当 西川 結城
川崎フロンターレ担当 竹中 玲央奈
横浜F・マリノス担当 藤井 雅彦
湘南ベルマーレ担当 林 遼平
ヴァンフォーレ甲府担当 松尾 潤
松本山雅FC担当 多岐 太宿
アルビレックス新潟担当 藺藤 心
清水エスパルス担当 田中 芳樹
名古屋グランパス担当 村本 裕太
ガンバ大阪担当 下薗 昌記
ヴィッセル神戸担当 小野 慶太
サンフレッチェ広島担当 寺田 弘幸
サガン鳥栖担当 杉山 文宣
本紙編集長 寺嶋 朋也

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