Photo: Atsushi Tokumaru
クラブ史上初の日本人“ 1 0 番”
今年1月に行われたリオ五輪アジア最終予選。「予選突破は難しいだろう」という大方の予想を良い意味で裏切り、6大会連続の本大会出場に加えて優勝という最高の結果を出したU-23日本代表。そのチームの中心選手として戦ってきた大島だったが、個人的にこの大会で満足いく結果を出せたとは言い難い。決勝トーナメントで先発出場したのはわずかに1試合。それも大島の交代後に逆転勝利を飾った。この大会に関しては今季からチームメートとなった奈良や原川のほうが、輝きを放ったと言って差し支えない。それだけに今季はチーム内でのポジション争いはもちろん、リオ五輪本大会のメンバーに選ばれるために勝負のシーズンとなる。これまで以上に川崎Fでの活躍が求められる。そしてそんな大島に今季、クラブが用意した背番号は“10番”だった。
チームの歴史の中で、この10番を背負ってきた選手は…