Photo: Norio Rokukawa
1-3で敗れたブラジル戦をベンチから見守り続けたFWは「これを言ったらおしまいだけど、能力ですよね、やっぱり。止める、蹴る、そんな些細なことだけど、そういうものが違った」と差を認めた。そうした個の実力差がここから半年で埋まるはずもない。だからこそ戦い方が大切になってくる。「日本はチームで戦わなければいけない。一人の相手に対して二人で挟み込むようなプレーができれば、もっと良い試合になったと思う」。その指摘は攻守両面で当てはまる。
興梠慎三の代表復帰の理由の一つは、J1で得点ランキングトップの20得点を記録している、その得点力であることは間違いない。それに加えて、