[3-4-2-1]で臨むも最後まで得点は奪えず
新体制の“初陣”でもある国内最終戦で西野朗監督は[3-4-2-1]をトライ。しかし、7分に3バックの左を担う槙野智章が縦のボールに対して受け手のエマヌエル・ボアテングを倒すと、そのFKをトーマス・パーテイに直接決められて早くもリードを許してしまう。日本はボランチと2シャドーを起点にウイングバックの原口元気と長友佑都が攻め上がる形からチャンスを作ったものの、相手の屈強なディフェンスを崩し切るには至らない。17分に大島僚太がパスカットしたところから宇佐美貴史が惜しいシュートを放ったが、高い位置でボールを奪えるシーンがあまりなく、多くの攻撃は自陣からスタートする状況。