■熊本
大木 武監督
鳥栖との差はそんなに感じなかった
平日のナイターにもかかわらず、たくさんのお客さんが見に来てくれたのですが、勝つことができなくてすごく残念です。ゲームは、本当に選手はよくやりました。ただ、結果は負けですから、何を言っても始まりませんが、次につながるゲーム、選手の良さが出たゲームだったと思います。またリーグ戦（Ｊ２第12節・大分戦）がすぐにありますので、顔を上げてしっかり準備したいと思います。（どういう部分が次につながると感じられたでしょう）ゲームの流れですね。よく攻めたと思います。前半も悪くなかったと思います。（選手の良さが出たと言われましたが、具体的には？）藤井 皓也を今日使いましたが、非常に良かったと思います。もちろん、三島（頌平）にしてもそうですし、次につながるゲームだと思います。（スコアは０−１でしたが、大木監督が感じた鳥栖との差はあったでしょうか）そんなには感じなかったですね。最後に１本決められたところです

豊田 歩
間違いなく差はあった
トーナメントですし、上に行くほど強いチームとやれる大会でどうしても勝ちたかったので、負けてしまったのが残念です。（どういった部分で上回られた感覚でしょうか）一つひとつが落ち着いているところやプレスのところです。大きな差ではないですが、間違いなく差はあったと思います。でも、自分たちもチャンスがなかったわけではないですし、ゲームをうまく運べるようになってきていたと思うので、そこで点を取れなかったのが残念です

■鳥栖
川井 健太監督
ゼロで抑えたアルナウを評価してあげたい
熊本まで来ていただいたファン・サポーターに勝ちを届けることができて、非常にうれしく思います。また、次のステージ（３回戦）に行くことができますので、本当に価値のある１勝だったかなと思います。（熊本戦に向けてどのような準備をし、その実行はどれくらいできたか）難しい試合になることは予想をしていました。あとは毎年、熊本さんとは１試合やるという、僕が就任してからは３年連続になるのですが、僕個人としても非常に楽しみにしていた試合です。準備してきたことについては連戦の中であまり多くはないです。ただ、われわれとしてはこの試合は次のステージに進むことと、普段、なかなかリーグ戦で出番がない選手がどういうパフォーマンスをするかという、こちらもちょっと『さぁ、やってくださいよ』というよりも『さぁ、何を見せてくれますか』というほうが大きい試合でした。なので、そういう意味では少しだけ準備した部分はありますが、それをしっかり出せた部分もありますし、出せなかった部分もあります。反省と発展と改善をさせたいと思います。（『リーグ戦で出場機会の少ない選手がどういうパフォーマンスを見せてくれるか』という話だったが、今日の試合で目立った選手は誰？）全員、悪くはなかったと思います。その中で今日、評価してあげたいのは（失点）ゼロで抑えたアルナウは非常に良かったと思います。彼の特長も十分に出してくれましたし、そういう意味ではわれわれにとっては成果かなと思います

アルナウ
デビューできたことはとてもうれしい
（鳥栖加入後、初出場）まずは勝利できたことをとてもうれしく思っています。あとは失点をゼロで抑えたことも、守備陣だけでなくチーム全体として良い守備ができたということなので、満足しています。そして今日、アウェイにもかかわらずたくさんのサポーターの皆さんが来て、応援してくれていました。彼らの声援を受けて、このユニフォームを着てデビューできたことはとてもうれしいですし、大きな喜びを感じています…

■熊本
必要なクオリティー。若手の躍動に期待

　岡山とのJ2第11節（0●2）はボールを保持して相手を押し込み、シュート数で上回って決定機も作ったが、6試合ぶりの無得点で…