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代表国際親善試合
10/14(火) 19:45 @ ナショナル

日本
0
0 前半 1
0 後半 3
試合終了
4
ブラジル

Report マッチレポート

アギーレ・ラボ崩壊。カナリアの10番が華麗に舞う

2014/10/15 14:05

シンガポールの地で、屈辱的な敗戦

 ゆったりとボールを回しながらも、日本のプレッシャーをいとも簡単に外す。前線に何気なく出されるパスは計算され尽くした精巧なモノで、カウンターはとてつもなく鋭かった。

 カナリア軍団は、そして難なく先制点を奪った。

 18分、中央でタルデリが前に持ち出すと、左サイドからネイマールが巧みな動きでオフサイドラインを破ってスルーパスを受ける。華麗なステップでGK川島を外し、シュートを叩き込んだ。

 その後、ブラジルは明らかにペースダウンした。だが、日本は中盤でフィルターが掛からない。「ボールはキープされるだろうが、自信を持ってプレッシャーを掛けたい」。そんな指揮官の目論見は外れて、ポゼッションされる時間が続いた。そして日本は、ゆっくりボールを回す相手に合わせる形で、淡々と時計の針を進めてしまった。

 その中でも、縦にしかけてリズムを変えようとしていたのが両SBの太田宏介と酒井高徳。ギアを変えて前線までボールを運び、積極的にクロスも入れた。それを小林悠、岡崎慎司がシュートに持ち込んだが、ボールは枠外へ。覇気のない日本は0-1で前半を終えた。

 後半開始から本田圭佑を投入して状況の打破を図りたい日本だったが、すぐに追加点を奪われる。柴崎岳のミスが起点だった。48分、コウチーニョのスルーパスにオフサイド気味で抜け出したネイマールに決められ、2点差。さらに77分、マリオ・フェルナンデスのシュートはGK川島が防ぐものの、ボールが“クラッキ”の前へ。左足でゴールネットを揺らしたネイマールは、5月3日の南アフリカ戦以来となる代表でのハットトリックを達成した。さらには81分にもネイマールはカカのアシストをヘディングで決めて0-4。キャプテンマークを巻いたセレソンの10番の独壇場だった。「ブラジルとの実力の差が、浮き彫りになった」(武藤)。高温多湿の亜熱帯、シンガポールの地で、日本は屈辱的な敗戦を喫した。…

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