Feature 特集

ブラジルW杯で株を上げた男たち

2014/7/16 19:02

MF 10 ハメス ロドリゲス(コロンビア)
1991年7月12日生まれ。180cm/79kg
モナコ(フランス) → レアル・マドリー(スペイン)?



今大会最大の発見。移籍金は100億円以上!?

 22歳の若者は今大会で一躍、スターダムにのし上がった。

 コロンビアは今大会、絶対的エース・ファルカオをけがで欠くという不安要素を抱えていた。南米予選ではアルゼンチンに次ぐ2位という好成績を残していたが、それも9得点を挙げたファルカオがいてこそ。しかし、そうした不安をハメス・ロドリゲスがすべて吹き飛ばした。全試合で得点を挙げ、チームを初のベスト8へ導くと、個人としては6得点を挙げ、ロッベン(オランダ)やメッシ(アルゼンチン)といった世界的なプレーヤーを抑え、得点王に輝いた。決勝トーナメント1回戦でJ.ロドリゲスに2得点を奪われ敗れたウルグアイのタバレス監督は「私は彼がW杯のベストプレーヤーだと思う。これは言い過ぎではないはずだ」とその才能を絶賛。チームメートのクアドラードも「彼はフェノーメノ(怪物)と言っていいね」と頼れる10番を賞賛した。

 これだけの活躍を見せて、欧州のビッグクラブが黙っているはずがない。特にスペインのレアル・マドリーは何とか移籍を実現させようと、モナコのライボロフレフ会長と粘り強い交渉を続ける。ただ、J.ロドリゲスは昨季、ポルト(ポルトガル)からモナコ(フランス)に移籍金・約62億円の5年契約で移籍したばかり。今夏にJ.ロドリゲスを獲得するとすれば100億円以上の移籍金がかかると言われる。それでも移籍は実現するのか。22歳の若者が耳目を集めている。

MF 18 クロース(ドイツ)
1990年1月4日生まれ。182cm/71kg
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) → レアル・マドリー(スペイン)



「ワンダフル」(クライフ)

 4年前は一度も先発の座を勝ち取ることができなかったが、今大会はセットプレーのキッカーを務めるなど先発として堂々としたプレーを見せた…

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