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J1リーグ 第5節
3/29(土) 14:00 @ 日産ス

横浜FM
1
1 前半 0
0 後半 3
試合終了
3
鹿島

Report マッチレポート

交代出場の野沢、逆転ゴール。鹿島、首位堅持

2014/3/31 12:21

 公式戦2連敗で残った課題は、試合の入り方が悪いこと。そのため、日産スタジアムに乗り込んだ鹿島の選手たちは気持ちを昂ぶらせてホイッスルを聞く。その効果は、序盤から中村充孝が前を向いてしかけるなど良い影響を与えていた。しかし、立ち上がりを意識し過ぎるあまり、時間の経過とともにパワーダウン。「自陣深くにチーム全体が下がってしまった」(トニーニョ・セレーゾ監督)状態になると相手に押し込まれ、42分には先制点まで許してしまう。連敗の流れを断ち切ることができない45分となった。
 しかし、後半になると鹿島のイレブンは試合序盤の果敢な姿勢を取り戻す。ハーフタイムの監督の活が若手に前を向かせた。
「ミスを怖れるな!」、「自分たちの能力を積極的に出せ!」、「それをやれば絶対に逆転できる!」
 強い言葉に背中を押された若い選手たちは、立ち上がりと同じように、ボールを受けると積極的に前を向きドリブルをしかけるようになった。
 先陣を切ったのは、2試合連続でハーフタイムに交代していた土居。遠藤、伊東とわたったワンタッチパスに前を向いて受けると、中澤と栗原の間を抜け出す強引な突破から同点弾を決める。
 さらに攻撃をたたみかけるセレーゾ采配。出番の少なかった野沢と、このところ切り札になりつつあるスピードあふれるカイオを投入する。
 すると80分、足が止まった横浜FMのDFをあざ笑うかのように、野沢の飛び出しに柴崎が浮き球のパスをピタリと合わせ、背後から来るボールを野沢が美しいボレーで叩き込み逆転。さらに87分、ドリブルでしかけるカイオから柴崎にスルーパスが出ると、柴崎がFW並みの冷静さで流し込み、3点目を沈めた。
 見事な逆転劇に興奮の色を隠さないセレーゾ監督。自信を与えてくれる結果に土居も「自分が取れば勝てるんだっていう意識にもつながってくる」と話す。逆転勝利は今季初。これまでの3勝とは違う姿を見せた会心の勝利だった。(田中 滋)

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