5日、日本サッカー協会理事会が行われ、横浜FCのFW三浦知良(47)を日本サッカー協会のアンバサダーとしてブラジルへ派遣することを決定した。
日本とブラジルの関係の深さはあらためて説明するまでもないが、今回のブラジルW杯に際しても現地から記念式典への参加を要望されていた。ただ決戦の最中に「日本代表チームを実際に派遣するのは難しい」(大仁邦彌会長)という現実があった。
こうした状況を受けて梅田邦夫駐ブラジル大使は4月末、JFAに対してブラジルと縁の深い三浦アンバサダーの派遣を打診。当初はJ2リーグ戦の開催期間とあって「難しい」(大仁会長)と考えられていたが、「(三浦アンバサダーが)ちょうど負傷をしていて、短い期間なら派遣も可能だろうということになった。横浜FCからもカズ選手(三浦)からも、『そういうことであれば協力したい』という回答をいただくことができた」と、異例の派遣が実現することとなった。
現時点での予定では13日に現地へ到着し、14日のコートジボワール戦を観戦。17日に歓迎式典に出席し、18日に帰国することとなっている。また、大仁会長は「(日本代表キャンプ地の)イトゥへ行くことはない」とした上で、「代表チームとの関係について言えば、関係しない。最も集中して大事にやらないといけない時期なので、カズ選手自身も一切関知しない」と、一部の報道を否定した。(川端 暁彦)