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J1リーグ 第20節
8/16(土) 18:30 @ メルスタ

鹿島
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
甲府

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3連勝狙う鹿島、上昇目指す甲府。点取り屋がにぎるカギ

2014/8/15 13:34

■鹿島アントラーズ
連勝を続けられるか。さらなる上位への重要な一戦
 3つの引き分けが続いたあとに2連勝。少しずつではあるが、若い選手たちは試合内容を向上させ、結果に結び付けられるようになってきた。上位陣の足踏みが続くだけに、連勝を続けられれば勝ち点差を一気に縮められるだろう。
 チームの戦い方が定まってきたことが好調の要因だ。以前は鈍かった攻守の切り替えが鋭くなり、速攻も武器と呼べるような回数が出るようになってきた。中盤の運動量が減ってくればルイス・アルベルトを投入して再び闘志を注入。夏場に弱い鹿島とは思えない運動量で相手を上回ることが、試合を優位に進める要因となっている。
 さらに、昨季までは苦手としていた3バックのチームに対する戦い方も定まった。リーグ戦再開後に浦和、広島と対戦して手ごたえを得ており、「3バックに慣れてきた」(土居)と選手は自信を深めている。場合によっては、あえて相手にボールを持たせてカウンターを狙う選択肢が持てるほど、チームは成熟を見せている。どちらかと言えばカウンターをしかけたい甲府としては、鹿島にそうした戦いを選択されることはイヤだろう。
 チームの好調さを象徴するように、各ポジションの競争力も高まっている。右SBでは西が攻撃で持ち味を発揮しており、MFでは中村が絶好調。けがから戻って来た遠藤のポジションがない状態だ。残念ながらジョルジ・ワグネルは国際移籍証明書が届かず登録が間に合わない可能性もある。
 とはいえ、ここ数年は、勝てばさらに勢い付く試合をことごとく落としてきた。この甲府戦は、今季の最終結果を占う上でも重要な戦いである。(田中 滋)

■ヴァンフォーレ甲府
鹿島打破のポイントはセットプレーの“収支決算”
 鹿島との前回対戦は今季の開幕戦。セットプレーからの4失点が尾を引く、0-4の惨敗だった。豪雪による調整不足があったとはいえ、今季ここまでの最多失点を記録した、屈辱の記憶である。
 GKとDFの連係、ニアで相手のキックをはじき返す“ストーン役”の人選と位置取りなどで、甲府はその後の修正に成功している。しかし鹿島はJ1最高の得点力を持ち、セットプレーにこだわりと強みを持つチーム。再開後の5試合はセットプレーからの失点を喫していない甲府だが、今節はFKやCKの守備がより“問われる”試合になるだろう。
 甲府が小倉コーチの発案により、先週から取り入れているのは、プレーを切らさず十秒、二十秒置きにCKを左右から切れ目なく入れるトレーニング。城福監督を筆頭にコーチ陣やスタッフが守備役として立ち、2グループに分かれた選手が次々にゴールマウスを襲う動きを繰り返していた。「細かな動きというより、全員がどこを絶対外さない、どこにこだわるということを体に染み込ませる。実際にネットを揺らせばその感覚が出ていく」(城福監督)という狙いだという。
 甲府は新加入の阿部拓が前節・仙台戦で負傷し、ほかにも攻撃陣で出場の危ぶまれる選手がいる。そういう状況の中で、セットプレーにおける“取らないで取る”という収支決算は重要。ロースコアゲームの多い甲府にとっては、なおさら重くのしかかる要素である。
 巧者・鹿島に対して、セットプレーで“赤字”を出さない。それはプロビンチアがアウェイから勝ち点を持ち帰るための最低条件だ。(大島 和人)

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