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J1リーグ 第20節
8/16(土) 19:00 @ 駅スタ

鳥栖
0
0 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
FC東京

Preview 試合プレビュー

分岐点に立つ両者。試される本当の力

2014/8/15 13:42

■サガン鳥栖
監督交代後の2戦目。首位・鳥栖、連敗は許されない
 勝ち点3。どのクラブもこれを目指して目の前の1試合を戦う中、いま、J1クラブの中で最も勝ち点3への飢餓感と危機感を持っているのは鳥栖ではなかろうか。「連敗すれば周りが納得できなくなる」という池田の言葉は、首位にいながら起きた監督交代劇に対する周囲の喧騒を考慮してのものだ。クラブが示した方向性が正しかったと証明するには、今までがそうだったように結果を出すしかない。ここで連敗するようなことがあれば吉田監督、スタッフ、選手たちにブレはなくとも周りはそうはいかなくなる。疑念や不満、失望といったネガティブな空気を増大させないためにも重要な一戦だ。
 前節・広島戦は吉田監督の初陣であったことを考えれば、最低限負けなければいい試合だった。しかし、そこで敗れてしまっただけに、この試合ではそれを払しょくする勝利が必要になった。ましてや、ホーム戦である。今回の一連の動きに対して少なからず不安を抱きながらも応援に駆け付けるであろうサポーターを安心させるには、やはり勝利を届けるしかない
 前節は対広島ということで守備に若干のマイナーチェンジを施したが、FC東京は広島ほど特殊な攻め方はしてこないだけに、今節は従来どおりの形に戻すはずだ。前節も敗れはしたが1失点に抑えており、守備の安定感は維持できている。やはり、課題は攻撃面。「得点を取っていかないと、これから先は厳しくなってくるかもしれない。守備が安定しつつ、得点も奪えないといけない」(高橋)という部分だ。前節の試合後、GK林が「攻撃的に守備をするという自分たちの良さを出せなかった」と悔やんだように、鳥栖らしく高い位置から奪いに行けるかは、得点を奪うにあたっての一つの焦点になるだろう。
 鳥栖らしい“攻めの守備”ができるかどうか。アグレッシブに攻める守備をする鳥栖を、サポーターも望んでいる。(杉山 文宣)

■FC東京
いよいよ始まる上位との連戦。FC東京、その力を見せるとき
 リーグ戦7試合負けなし。前節・C大阪戦のスコアレスドローで連勝の歩みは一時停滞してしまったが、夏場のFC東京はここまで順調な流れを保っている。チームの良好な雰囲気を表すかのように、今週の初めには全選手が参加した食事会を開催した。エドゥーが主催し、都内で人気のブラジル料理レストランに青赤の戦士たちが集結。新加入のイタリア人DFカニーニも仲間たちと馴染みながらおいしそうにお肉を頬張るなど、和やかな空気だったようだ。
 一方、小平の練習場では、適度な緊張感を保ちながらトレーニングが行われている。毎週、連日のように入念な戦術確認のメニューを行うマッシモ・フィッカデンティ監督。今週は鳥栖戦に向けて、火曜日からそのルーティーンワークがスタートしていった。雨の中でもお構いなしに、長い時間をかけて選手たちの動きを指示していく。今季初めは選手たちもなかなか慣れなかった練習法でも、「毎試合相手によって的確な対応ができるようになってきた」(太田)という実感を手にしてきたことで、いまでは集中して皆が取り組むことができている。時には指揮官が名指しで選手に活を入れることもあるが、そこはプロの関係。個人的感情よりも、いまはチームがベクトルを合わせて進むという力が全体に働いている。
 そんな好調のFC東京にとって、いよいよ始まる上位との3連戦。「まずは鳥栖戦。相手は首位のチーム。ここで自分たちが上に行けるチームかどうか、それを分ける試合になる。絶対に勝つという気で向かう」と、吉本も鼻息が荒い。
 試合には時には冷静さも必要だが、ここからは少し熱を入れ込んでもいい時期だ。これまでは淡白に負けてしまうのも青赤の悪しき印象だった。それを払しょくするためにも、8月の残りの連戦は熱く激しく戦いたい。おいしい肉も食べて、英気も養った。まずは今節、そのパワーを発揮するだけである。(西川 結城)

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