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J1リーグ 第22節
8/30(土) 19:00 @ ヤンマー

C大阪
1
1 前半 0
0 後半 2
試合終了
2
神戸

Report マッチレポート

森岡、鮮やかな逆転ゴール。役者が決めた試合

2014/9/1 14:53

幅を使った攻め、裏を突く狙い。神戸の策が的中して後半に逆転
 ピンクがはためき、深紅が揺れる。ヤンマースタジアム長居を覆った二つの色は、阪神ダービーの激闘を予感させる野心の主張だ。降格圏の16位に沈むC大阪と6位・神戸によるマッチアップは、サポーターのボルテージが上昇の一途をたどる中、序盤から熱いバトルに突入した。
 この試合の神戸は、慣れ親しんだ[4-2-3-1]ではなく、マルキーニョスとペドロ・ジュニオールを2トップにした[4-4-2]で臨む。高橋は「(ボールを)裏へ裏へ。相手の最終ラインを下げることを狙った」と話し、ペドロの快速を生かしつつ、スペースメークからの“崩し”を企図した。ただ、「相手のプレッシャーが激しかった」(ペドロ)こともあり、神戸は攻撃のリズムを作れない。8分、南野のゴールで失点を喫すると、神戸の“ピッチの幅を使う”という共通理解は弱まり、中央突破に傾いていく。結果、高い位置にポジションを取った高橋、橋本の両SBは置き去りにされ、「悪い形のカウンター」(高橋)を繰り返し受ける展開に陥った。
 後半、安達監督が指示したのは「もっと幅を使って攻める」こと。55分が経過したタイミングで森岡をトップ下に配置した[4-2-3-1]に布陣変更。ビルドアップで両SBを起点にすると、「C大阪(の運動量)が落ちてきた」(橋本)ことも加わり、神戸がリズムを作る。そして71分、シンプリシオが決めた。神戸のCKのこぼれ球を拾ったC大阪が速攻に移るタイミングで、チョン・ウヨンがボールを奪い即座に縦へ。走り込んでそれを受けたペドロは「監督の言っていた裏に抜ける動きでアシストができた」と胸を張る。神戸の狙いが的中した会心の同点弾だった。
 追い付かれたC大阪はその後、幾度もチャンスを作ったが、神戸のリズムは最後まで崩れない。ロスタイム、石津のドリブルを合図に、松村が冷静にキープ、ペドロがしかけ、最後は森岡が鮮やかな決勝ゴール。劇的な逆転勝ちで5位に順位を上げた神戸が、上位追撃の急先鋒に躍り出た。(小野 慶太)

EG 番記者取材速報

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