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JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝
9/7(日) 18:00 @ 埼玉

浦和
2
1 前半 1
1 後半 1
試合終了
2
広島

Column 試合後コラム

“埼スタ決勝”への切符を逃す

2014/9/8 14:17

 やはり、失点は重い。いくら完璧な内容で戦えていても、一つの失点が状況を変えてしまう。

 前半はほぼ完璧な内容だった。後方から積極的にボールを持ち運ぶ連動した攻撃を繰り出したのは、前線の運動量が多かったことにも起因する。一方で、攻守の切り替えも速く、森脇や槙野が攻撃参加する際にはCBとボランチの5人のうち3人が残ってバランスを取ってリスク管理をした。28分には佐藤に裏を取られてヒヤリとしたが、34分、阿部のミドルシュートでCKを得ると、それを阿部がヘッドで叩きつける。内容にふさわしく、浦和が先制に成功した。

 しかし、39分に野津田の見事なミドルシュートで同点に追い付かれると、それまでは見事だったパスやコンビネーションに少しずつズレが見え始め、守備も後追いになる。その流れは後半立ち上がりにも続き、広島の小気味良いパスに翻ろうされると、右サイドを崩されて失点。これで浦和は勝ち上がりのために2点が必要になった。一つの失点が流れを一変させ、二つ目の失点は重くのしかかった。ペトロヴィッチ監督は71分、宇賀神に代えてマルシオ・リシャルデスを投入し、左サイドで森脇と槙野が組む珍しい形にすると、その采配がズバリ的中し、槙野がゴールを決めて同点に。その後も一気呵成に攻撃を続け、終了間際にはビッグチャンスを迎えたが、勝ち上がるための“もう1点”が遠かった。

 アウェイゴールが絡み、ナビスコカップ特有のスリリングでスペクタクルな試合ではあった。リーグ戦ならばグッドゲームと言えただろう。しかし、浦和は埼スタで行われる決勝に駒を進めることが叶わなかった。トーナメントは結果がすべてだ。(菊地正典)

EG 番記者取材速報

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