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代表国際親善試合
9/5(金) 19:25 @ プレド

日本
0
0 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
ウルグアイ

Report マッチレポート

守備に収穫、攻撃に課題。ロシアへのスタートは黒星

2014/9/8 15:44

 アギーレジャパンが札幌で初陣を迎えたが、結果は0-2の完敗。ほとんどがブラジルW杯に選ばれたメンバーで同じスタッフの下で戦うウルグアイとの間にはやはり差があった。しかし、その中でも収穫、そして課題はあった。アギーレジャパンの初陣をさまざまな角度から振り返る。

アギーレ色を出した先発メンバー

 日本代表、リスタートのとき。多くの耳目が、アギーレジャパン初陣の地・札幌に集まった。

 エース、ルイス・スアレスを欠くも、W杯出場メンバーの多くがプレーしたウルグアイ。体制を継続するセレステ(ウルグアイ代表の愛称)と、新たな第一歩を踏み出すサムライブルーの間に、完成度の差があるのは当然だった。「準備期間は短い。ただそれでも勝負には勝ちたい」と意気込んだハビエル・アギーレ監督だったが、ザックジャパンが初戦でアルゼンチンを撃破した4年前の再現とはいかなかった。

 先発メンバーは初選出のDF坂井達弥、FW皆川佑介の抜擢、DF森重真人のアンカー起用などわれわれを驚かせた。初戦からいきなり自分色を出してきたところは、メキシコ、スペインと渡り歩いてきた指揮官の自負やプライドを感じさせた。

 結果的にはその抜擢された坂井のミスからの失点を含め、前後半それぞれで相手に1点を献上してしまった。当然ミスは残念なプレーだったが、一方で新チームならではの変化はいくつか見られた。

 試合後、本田圭佑が「一番の収穫はディフェンス」と答えたように、守備に対する意識と強度は特に高かった。まだ90分間常に保つことはできなかったが、試合序盤はウルグアイにボールを奪われると、各選手が帰陣を速くして、ボールに近い選手も球際への寄せをタイトにしていった。引いて受けて守るという戦い方ではなく、あくまで積極的かつ激しくボールを奪いに行く。そうしたアギーレ監督の基本志向は、この初戦から見ることができた。

 しかし、攻撃に関しては消化不良な印象だった。ポゼッションを軸に長いボールも織り交ぜて進めようとしたが、受け手の選手の動きが止まった状態の場面が多くなった。同じ[4-3-3]の布陣ながら、どんどん動いてパスを呼び込んでいったウルグアイ攻撃陣との差は顕著だった。6月のW杯で認識させられた『走る』ことの重要性。これに関しては初陣云々を抜きにして、いまの日本人選手には質・量ともにまだまだ足りない。と同時に、今後のアギーレジャパン成功のカギを握るテーマにもなるだろう。(西川結城)

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