Match 試合速報

試合一覧

J1リーグ 第23節
9/13(土) 18:30 @ JITス

甲府
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
鳥栖

Preview 試合プレビュー

新たなステージを目指すプロビンチア

2014/9/12 13:36

■ヴァンフォーレ甲府
狙いを共有して前から奪いに行けるか
「このタイミングでナビスコの準々決勝に勝ち進んでいたら、チームは崩壊していた」と城福監督が口にする理由は、けが人の多さ。甲府は第18節・徳島戦から、毎試合一人ずつ負傷離脱者が出るような状況が続いている。前節・柏戦でもMFマルキーニョス・パラナが負傷。「鳥栖戦も含めてこの4試合が底と思いたい」と指揮官が嘆く駒不足の状態だ。出場選手の選択について、城福監督は「もう一回フラットに、どういうメンバーで最大値を出すか考えたい」と口にする。「鳥栖よりハードワークしないと2位のチームに勝てるわけない」(城福監督)となれば、普段のリーグ戦や10日の天皇杯4回戦・北九州戦で出番のなかった選手も含めた、フレッシュな顔が並ぶかもしれない。
“ 甲斐ナチオ”の生命線は「前から行くときと、下がってオーガナイズするメリハリ」(城福監督)。[5-4-1]の形にセットしたときの堅守は大きな売りだが、一方で下がってばかりだと相手にボールを回され、疲弊することになる。
 中断明けから8戦勝ちなし、5試合が無得点という直近の戦績を見れば、点が取れないから勝ち切れないという単純な事実が見て取れる。10日の北九州戦も、120分間で一度も相手ゴールを割れなかった。
 しかし、得点を奪いたいからこそ守備は重要だ。攻撃にエネルギーを残し、相手を疲弊させるためには、前線からしっかりコースを切り、狙いを共有して前で奪う“攻撃的な守備”の整備が必須条件となる。駒不足でも泥臭く知的に戦い、前から奪いに行って相手を後手に回らせる。それが甲府を苦境から脱出させる近道だ。(大島 和人)

■サガン鳥栖
天皇杯で負傷者。不安要素は尽きない
 天皇杯4回戦ではともに120分間を戦い抜いた両者。中2日での連戦になるが、条件は同じだ。しかし、鳥栖はリーグ戦の主力を起用した上での敗戦であり、疲労が心配される。また、金井や菊地が天皇杯で負傷。甲府戦の出場を視野に別メニュー調整が続いている丹羽も含めて、出場できるかどうかは微妙だ。そして天皇杯では終始、J2の山形に主導権を握られ、鳥栖本来の運動量や縦の速さなどが発揮できなかった。不安要素は尽きない。
 タイトル獲得を目標に掲げた今季だったが、ナビスコカップでは予選リーグ敗退。天皇杯も敗れ、残されたタイトル獲得の可能性はリーグ戦のみとなった。だが、前向きに考えれば残りの3カ月間をリーグ戦に集中できる。そのためにも甲府戦は天皇杯での敗戦を払しょくするためにも、重要な試合になる。天皇杯では5バック気味の3バックシステムを敷く山形に苦戦を強いられただけに、同様のシステムを採用する甲府相手には修正が必要だ。
「もっと気の利くプレーを」。山形戦後、こう豊田が話したように、苦しい状況だからこそ、鳥栖の原点であるチームワークを見つめ直したい。中断期間以降、監督交代を経ても鳥栖らしい運動量やカウンターの際の人を追い越す動きなど、本来の鳥栖の姿が戻ってきていない。ポゼッションでも進化を目指す最中であり、選手たちもそのバランスに苦心している。ただ、味方を生かすことで、自分が生きる。その原点は不変のはずだ。
 これまで豊富な運動量、ハードワークで連戦を得意としてきた鳥栖。タイトルへ懸ける気持ちをピッチで表現したいところだ。(杉山 文宣)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会