試合前、富山の酒井英治社長が「J2残留へ全員が一丸となり覚悟をもってやる。一緒に戦ってほしい」と観客に決意を表明した。富山は前節・岐阜戦(0-0)と同じ、前からプレスを掛けて縦に素早く攻めるシンプルな戦術にそって気迫あふれるプレーを繰り広げた。しかし、前半から自分たちの時間帯を作りながらも、得点が奪えない前節と同じ展開に。71分には大分に押し込まれて先制点を許し、スタジアムは沈痛な雰囲気に包まれた。そんな空気を一蹴させたのがこの試合、富山が得た初めてのセットプレー。内田健のCKに移籍後初先発のパクら長身DFがニアに飛び込み、抜けてきたボールを宮吉が決め同点に追い付いた。21位、讃岐との勝ち点差をわずかに縮め残留への望みをつないだ。