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Report マッチレポート

際立ったイラクの力。日本、無念の敗北 / アジア大会 U-21日本×U-23イラク

2014/9/19 10:36

 韓国・仁川で開催されているアジア大会。U-21日本代表は17日、グループステージ第2戦でU-23イラク代表と対戦した。2年前にこの年代の代表が挑んだAFC・U-19選手権で勝てなかった相手との対戦に「今度こそは」との思いで臨んだものの、主導権を奪われ、1-3での敗戦。決勝トーナメント進出は、21日の第3戦・ネパール戦に懸かることとなった。

またもやの「決定力不足」

 12分の失点が痛恨だった。右サイド(日本の左サイド)から逆サイドへと蹴り込まれたクロスに対して室屋成がクリアミス。これを抜け目なく、18歳のMFファラジに蹴り込まれて先制点を許してしまう。その後もリズムをつかめない日本は、攻守でイラクに主導権を奪われてしまった。

 そんな日本に初めて決定機が訪れたのは36分のこと。CB岩波拓也の縦パスを矢島慎也がすらし、最後は中島翔哉。流れるような崩しから背番号10が決めて、劣勢の前半を1-1のタイスコアで折り返すことに成功する。

 もっとも、後半の出来を思えば、最初の決定機でゴールを奪えたのは不思議なくらいだった。

 48分にまたも逆サイドへのクロスから失点した日本はその後攻勢を強めていくが、中島が好機でシュートをミスし、得点を奪えない。72分にはアリ・アドナンに直接FKを決められて1-3とされてしまう。

 日本は野津田岳人の投入を機に[4-2-3-1]へフォーメーションをあらため、より流動性を持った攻撃を開始するが、これがなかなか実らない。「あれだけ外すと勝てない」と手倉森誠監督が嘆くように、岩波、中島、室屋らが次々と放ったシュートはことごとく枠から外れていき、前半よりもはるかに良い攻撃を見せたにもかかわらず、後半は無得点。内容的には少々可能性を見せた日本だったが、おなじみの「決定力不足」というフレーズが頭に浮かんでしまう結果で、無念の敗北となった。

 指揮官が「大会全体を占うようなビッグゲーム」と位置付けたこの試合は、「イラクはやはり優勝候補」という印象を残してしまったかもしれない。ボール支配率でイラクが53:47と上回っていたことが象徴するように、日本がやりたいサッカーをやらせてもらえたゲームでは決してなかった。

 これで1勝1敗となった日本は、ネパールとの第3戦にグループステージ突破を懸ける。勝てば突破という分かりやすい状況となった。(川端 暁彦)

アジア大会グループステージ第2戦
2014.9.17(水)20:00

U-21日本 1−3 U-23イラク

【得点】
0-1 12’ファラジ(イラク)
1-1 36’中島(日本)
1-2 48’アドナン(イラク)
1-3 72’アドナン(イラク)

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