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J1リーグ 第24節
9/20(土) 19:00 @ U等々力

川崎F
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FC東京

Column 試合前コラム

堅守復活へのポイントは攻守の“バランス”

2014/9/19 11:11

 失点数22はJ1・18チーム中、横浜FMと並んで3番目に少ない数字。第23節終了時点ということは、1試合平均失点が1点以下でもある。一般的に考えれば、上々の結果だと言っていい。

 ではこの試合、FC東京にとって守備面が大きなテーマとなるのはなぜなのか。それは、リーグ戦直近3試合で7失点、天皇杯1試合を含めれば、4試合で9失点を喫しているという現状から来ている。それ以前がリーグ戦5試合連続無失点だったことを考えても、突如増え始めたことが分かる。サッカーは相対的な競技。相手があっての結果であるため、一概にFC東京側だけの理由でそうしたスコアが生まれたわけではない。ただ、選手たちの認識としては「まずは失点を抑える。そのために自分たちでできることをする」(森重)という方向性を共有することである。

 今季のFC東京のサッカーを支えてきたのは、バランスだ。より具体的に言えば、攻守の強弱。ボールを保持して前に人数をかけ、長い時間攻撃的に振る舞う。もしくは常に自陣に引きこもり、ただひたすら相手ボールをはね返す。どちらも分かりやすい戦い方のスタイルであるが、マッシモ・フィッカデンティ監督のサッカーはまずは守備からという第一優先はあるものの、“守から攻”、そして“攻から守”のバランスを取り続けることが重要だ。だからこそ、先制点を奪い、その後は守備でリズムをつかむという落ち着いたゲームマネジメントができるときは、攻守の強弱のバランスが崩れないため安定するのである。

 いま、そのバランスが少し崩れかけている。理由は、リーグ戦では負けていないが、勝ててもいないからである(3試合連続引き分け)。「どうしても前の選手たちは、より前に前に行きがちになる」(高橋)。攻撃陣の性としては、勝利を欲すれば欲するほど、気持ちも体も前に向かう。ただ、向かい過ぎてしまうと、今季のFC東京のバランスサッカーを崩す場合もある。前節・神戸戦では守備陣はブロックを作り、前の選手は高い位置でボールを追いかけるという、チームが二分化してしまう時間帯も生んでしまった。  

「初めは前から行ってもいい。押し込まれれば引いてもいい。個人でなくチーム全体で、それを的確に判断したい」(森重)。

 堅守再び。そのためには攻守のジレンマを解消し、適正なバランスを取り戻すことが必要だ。(西川 結城)

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