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J1リーグ 第24節
9/20(土) 19:00 @ U等々力

川崎F
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FC東京

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川崎Fの完全制圧か。FC東京のリベンジか

2014/9/19 15:57

■川崎フロンターレ
離脱者続出。満身創痍でクラシコに臨む
「追われる側はプレッシャーになると思うし、追い続けていきたい」(實藤)。前節、2位の鳥栖と3位の鹿島がともに敗れ、川崎Fが2位に浮上。しかし、浦和との勝ち点差は依然として『4』。直接対決はすでに終えているだけに現時点で川崎Fに自力での優勝の可能性はない。勝ち点3をしっかりと積み上げ、浦和がつまずくのを待つしかない。冒頭の實藤の言葉どおり、追われる側には常にプレッシャーがつきまとう。勝ち続けることで浦和にプレッシャーを掛け続けたい。
 その中で迎える多摩川クラシコ。前回対戦(第4節)では4-0と大勝し、開幕3試合勝利のなかった川崎Fが勢いに乗るきっかけとなった。今回も勝利し、終盤への“勢い”につなげたい。
 ただ、チームには離脱者が、相次いでいる。出場停止2試合目になる大久保とアジア大会のために離脱中の大島だけでなく、今回はナビスコカップ準々決勝第2戦・C大阪戦で負傷した森谷も復帰が見送られそう。さらに小林も水曜日(17日)は別メニュー調整で、稲本は練習中に足に違和感を覚えて途中離脱。小林と稲本に関しては週末の試合を意識した上での離脱とみられるが、それでも満身創痍という状況には変わりない。それだけに「徳島戦のようにはいかない」(谷口)とチームには2位に浮上した緩みや油断といったモノはまったくない。
 このメンバーでこの苦境を乗り越えることができれば、さらにチームとして成長ができる。前回の多摩川クラシコもそうだった。結果が出ない中で、自分たちのサッカーを追求し続けた。その結果が大島と中村のダブルボランチの確立につながり、谷口という新戦力の台頭にもつながった。ピンチにこそチャンスは潜んでいるモノだ。
 まだまだ2位。この順位に甘んじていては、初のタイトルには手が届かない。川崎Fはもっと強くなる必要がある。そのためにもこの苦境を乗り越えたい。(竹中 玲央奈)

■FC東京
生まれ変わった姿で勝利を目指す
 約半年前の多摩川クラシコは、チームの成熟度の差がそのまま結果に表れた。3年目を迎える風間体制の川崎Fに、今季からフィッカデンティ新体制となったFC東京は完全に呑み込まれ大敗。青赤を身にまとい味の素スタジアムに詰めかけた人々は、苦虫を噛み潰す思いしかできなかった。
 川崎Fは、自分たちのスタイルへの自信に満ちあふれたチームだ。風間監督のサッカー理論が浸透するには少々時間も要したが、いまではどの選手もその考えを咀嚼。アバウトなプレーの連続ではなく、精度と確率をどんどん上げていくそのサッカーは、完成度が上がれば上がるほど相手の脅威になっている。
 一方、FC東京の今季のサッカーは、見た目で言えば対極のようなスタイルかもしれない。「自分たちも昨季までは点を取るためにパスをつなぐ、相手を押し込むサッカーをやっていた。でもいまは、相手のイヤなところを突くサッカーになった」。主将の森重があらためて分かりやすく表現してくれたが、”マッシモトーキョー”のスタイルは手堅い守備と縦に速い攻撃の両輪で成り立っている。昨季までとの違いは、スタンドからでもTV画面からでも、一目瞭然である。
 サッカーは採点競技ではない。どんなに綺麗に相手を崩しても、武骨に競り勝っても、1点は1点。「どちらの戦い方が良いか悪いかではない。目的は同じ。勝つこと」(森重)。勝つためにはどの方策が効率的か。スタイルの違いとは、その手段を選ぶ上での指揮官の思考の違いに過ぎない。川崎Fのサッカーは理論だけでなく、見た目も美しい。ただ、だからといって、いまのFC東京が彼らに勝てないわけではない。
 前節・神戸戦のロッカールーム。最年長の羽生が活を入れた。「周りの人が何を言おうが関係ない。俺たちはこの戦い方をモノにして、上にいくんだ」。勝つために、必死に生まれ変わろうとする今季の青赤。いま一番執着するのは、このクラシコでの勝利である。(西川 結城)

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