■湘南ベルマーレ
湘南、堅守の水戸をどう崩すのか
10人で守って一人がカウンターを狙う。前節・讃岐戦(2○0)は、予想以上に割り切ったサッカーをしてきた相手に湘南は難しい試合を強いられた。だが、3人目の動きや相手の懐に入る動きを「徹底して突けた」(三竿)ことで流れの中からゴールが生まれ、それが勝利につながった。この手ごたえを次につなげる必要がある。
今節は菊池が出場停止から戻ってくる一方で、前節に負傷交代した菊地が左大腿の肉離れで戦線からの離脱が決まった。遠藤も代表で不在のいま、右のCBに誰が起用されるかが、一つのポイントになるだろう。さらに今節の水戸は、リーグでも失点が少なく「ディフェンスが固いチーム」(藤田)。攻守に連動した動きを見せ、多くのチャンスを作りたい。(林 遼平)
■水戸ホーリーホック
連勝を狙う水戸、首位撃破なるか
前節・福岡戦(1○0)、3月3日にアキレス腱を断裂した山村が満を持して戦線に復帰。いきなり決勝ゴールを決めて、チームに9試合ぶりの勝利をもたらした。これまで狙いとするサッカーができていながらも決定力不足に泣き、勝利から遠ざかっていたチームにとって、ストライカーの完全復活は自信を取り戻してみせた。
ただ、1勝するためにこれまで苦しんできたわけではない。「続けて勝たなければ意味がない」と三島が言うように、プレーオフ圏内に入るために、ここから巻き返しを図る。そのきっかけとして首位チームから勝利を奪いたい。結果に恵まれなかったものの、試合を重ねる度に着実に力を付けてきたはず。積み上げてきた力を「首位撃破」という結果で証明する。(佐藤 拓也)