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J1リーグ 第24節
9/20(土) 19:00 @ メルスタ

鹿島
1
1 前半 0
0 後半 0
試合終了
0
横浜FM

Report マッチレポート

内容が悪くても勝つ。常勝軍団・鹿島の矜恃

2014/9/22 16:13

終盤は全員で横浜FMのパワープレーをはね返す
「そこ、頑張ってくれ!」という声が横浜FMのFW伊藤に飛ぶのを聞いたとき、昌子は相手が攻撃に窮していることを察知したという。「それしかないんだと思った。青木さんと伊藤選手にだけは触らせないことを確認した」。ロングボールやクサビのパスをことごとくはね返す。すると、横浜FMの攻撃は徐々に沈黙していった。
 しかし、鹿島も決して良くなかった。ダヴィ、遠藤が次々とボールを失い、右サイドから攻撃が作れない。前節・大宮戦(1●2)同様、土居にパスが入らないと攻めのリズムは生まれず、お互いにシュートまで至らない展開が続いた。
 ただし、守備は集中力を保って得点を待ち、攻撃は試行錯誤を続けたところは、前節の敗戦が教訓として生きたと言えるだろう。突破口を開いたのは、それまでほとんどボールに触れずにいた土居だった。
「 取られてもいいからしかけよう」
 中盤でパスを受けると迷うことなく相手ゴールへ向かって突き進みゴール前まで侵入すると、背後から良い位置でフォローに入った遠藤にパス。それを遠藤が左足で豪快に蹴り込み、38分にようやく鹿島が先制点を奪った。
 後半は速攻などでチャンスを築き11本のシュートを放ったが、精度を欠く。ダヴィのPK失敗も響き、追加点が奪えない。それでも「残り11試合全部勝つ」という監督の大号令を胸に一致団結する鹿島の守備は崩れなかった。終盤相手のパワープレーに押し込まれたが全員ではね返し、虎の子の1点を守った。
「自分たちで苦しい展開にしてしまった」というトニーニョ・セレーゾ監督の言葉どおり、決定力があればもっとラクな展開となっただろう。しかし、失点しなければ勝てるという経験は終盤戦につながるはずだ。(田中 滋)

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