立ち上がりこそ互角の様相を呈した一戦だが、千葉には明確な狙いがあった。「最初の15分は裏を狙うことを意識していた」(町田)。そして15分には山口慶の注文どおりのロングパスから町田が抜け出し、最後は谷澤が沈めて先制に成功した。しかし、その後は「良い形が数多くできていたが、だんだんとその一つのことに固執し過ぎた」(関塚監督)。裏狙い一辺倒になることで試合を支配し切れず、後半は岐阜の反撃に遭った。特に益山が退場して数的優位に立ってからは逆に押し込まれたが、最終的には無失点で勝利をつかんだ。千葉はこれで7位に浮上。大岩は「とにかく勝ち続けられるようにしたい」と勝利への執着心を強める。勝利を重ねるしかない千葉にとっては、勝ち点3こそが何よりも大きな収穫だ。(片村 光博)