■横浜FC
最終ラインが非常事態。総力が試される一戦
九州勢との3連戦、その最後にホームに迎えるのは大分。リーグ戦での通算対戦成績は3勝2分12敗と大きく負け越している。しかも、今節は野上と松下裕が累積警告で出場停止。市村とアンもけがを抱えており、最終ラインは非常事態に陥った。
ただし、普段からさまざまな状況を想定し、最終ラインの組み合わせは試してきている。また、金曜日に試合が行われたため、準備する時間はほかのチームより1日多くあったのは不幸中の幸いと言える。
6位・大分との勝ち点差は『5』。J1昇格を目指す上では是が非でも勝たなければいけない。常々「全員で戦う」と口にし続けてきた山口監督。その言葉どおり、チームの総力が試される一戦となる。
■大分トリニータ
勝負師・田坂監督、知将・山口監督との駆け引きに挑む
新戦力・ダニエルをアンカーに置いたコンパクトな[4-1-4-1]システムで臨んだ前節・福岡戦は、前線からの連動した守備と相手の長所を消す戦術が見事にハマり、鋭いショートカウンターを繰り出して3-0で快勝した。今節への準備期間は横浜FCより1日短いながら、九州ダービーに勝利した勢いのままにアウェイの地に乗り込み、上り調子のライバルを蹴落として昇格争いの混戦から抜け出したいところ。松下裕と野上を出場停止で欠く相手が、どのような策を持って戦いをしかけてくるか。シーズン終盤を迎え、にわかに勝負師らしい表情を見せることの増えてきた田坂監督が、大学の先輩でもある知将・山口監督との駆け引きに挑む。