■清水エスパルス
ヤコヴィッチ復帰の可能性も、重要なのは先制点
G大阪との前回対戦(第16節/0●4)は前政権の崩壊を決定付けた試合だった。シュートを4本しか打てず、守備では大量4失点。ほぼ何もできなかった。
今節を迎えるにあたり、チーム状況はそのころとあまり変わっていない。大榎監督のもとサッカーは変わったが、結果が出ない。特に守備において、それは顕著に表れている。この試合ではヤコヴィッチが帰って来る可能性もあるが、劇的に改善する問題でもないだろう。そこにはやはり、攻撃陣の奮起が必要になる。ノヴァコヴィッチが前節・神戸戦でゴールを挙げ、これで10点目。この状況でもコンスタントに点を取り続ける能力はさすがと言ってもいい。まずは先制点。それだけで、試合展開は少しは変わるかもしれない。
■ガンバ大阪
好調G大阪、充実の選手層で敵地に乗り込む
大阪ダービーでは攻守において安定感を見せ、3試合連続の無失点で3連勝。チーム状態は最高に近い。
中2日でのアウェイ戦だけに、コンディションを最優先した選手起用が行われることになるが、攻守においてカギとなる中盤の2列目にはフレッシュな二川や復帰した大森らも臨戦態勢を整えている。前節はサブ組のCB、丹羽とキムで相手の攻撃をしのいだが、前節出場停止だった岩下も、古巣との対戦に満を持して戻って来る。3連続完封中の守備陣が大崩れすることはなさそうだ。
一方で、唯一の不透明材料はC大阪戦で足を痛めた今野の出場だが、「明神は調子が良い」(長谷川監督)とこちらも代案は準備済み。厚みが増し始めた選手層で連戦を乗り切りたい。