最下位の富山が20分に先制した。右CKからファーへの浮き球を池端がオーバーヘッドでボレーシュート、これはGKに防がれるも、こぼれ球に詰めた秋本が押し込んだ。DF陣のベテラン2人の勝利に懸ける執念を感じさせる鮮やかなゴールだった。これで勢いに乗りたい富山だが、敵陣に入ってからのパスミスが多く、リズムをつかみ切れない。
3連敗中の福岡も、ボールは保持するも有効な攻め手を欠く苦しい展開。しかし、60分にFKからパクのJ初得点で追い付くと、81分にはCKの二次攻撃から中原のクロスを酒井が頭で決めて逆転勝ちを収めた。流れの中から相手を崩すだけの攻撃を繰り出せなかった両者の不調を反映するかのように、セットプレーが勝敗を分ける試合となった。(赤壁 逸朗)